はじめに
鳥取赤十字病院の中山英俊です。
鳥取県立中央病院の小山亮さんからご紹介頂きました。小山さんとは地元の研究会に参加してからの縁ですが、我々の世代を引っ張ってくれる頼れる方です。色々と相談にも乗ってくださりお世話になりっぱなしなので、少しでも恩返しできるよう頑張りたいところです。
自己紹介
大阪の清恵会第二医療専門学院を卒業後、地元である鳥取県に戻り三朝温泉病院入職を経て、現在は鳥取赤十字病院で働いています。その三朝温泉病院に就職して数年した頃、MRIの研究会に誘っていただいた事で、自施設だけではない横のつながりをもつ事ができました。そうして他院で頑張っている方々に刺激を受けたお陰で、研究発表を自分なりに頑張るようになり、新人の頃は縁がないものだと思っていた画論受賞や、技師会誌への論文投稿を達成することが出来ました。現在は上級磁気共鳴専門技術者取得を目指し、活動しています。
休日の過ごし方
貧乏性なのか休日は何かしないと勿体無い気がして、なるべく遊びに出掛けてしまいます。
休日に家族や友人と出かけるのも楽しいのですし、平日にもらえた休みで気ままに近県を巡る一人旅も楽しいです。旅の目的地は、絶景ポイントや神社など出来るだけ閑散とした場所を選んで、のんびりとした時間を味わうようにしています。田舎から田舎への移動ですね。車移動なので、ふと目についた気になる場所も、無計画にひょいひょいと寄れてしまうのも楽しいポイントです。特に、道の駅なんかの牽引力は凄まじいです。何を買うでもないのに見かけたら寄ってしまいます。また、ドライブ中は何故か考えがまとまりやすく、日頃の生活や業務で乱雑になった頭の中の整理に役立ってくれています。
MRIとの出会い
就職したての頃は特にやる気がある新人というわけでもなく、何となく仕事をして生活できれば良いか、くらいの気持ちで働いていました。MRIに対しても、ただ検査をこなすだけといった関わり方です。それが変わったきっかけは、若手のうちに機器更新に携われた事でした。スタッフが少ない上に、ほぼ全員が20歳代という職場だったおかげですが。なので、機器選定に向け各メーカーさんに色々仕様を聞いていくうちに、気づいたわけです。自分がMRIについて全く知らない事に。メーカーが推す32ch coilって何が良いの?というかchって何?という感じで。そこで、良く顔を出してくれていた某メーカーのベテランサービスマンMさんにMRIについて教えを請う事にしたのですが、毎回丁寧にMRIについて教えてくれるだけでなく、「次回までに、これについて説明できるようになっておきなさい」と宿題まで出してくれていました。Mさんが来るまでに原理を本で調べ、考察し、そして出した結論をダメ出しされる、というサイクルを繰り返すうちに、分からないものが分かっていく楽しさでMRIに嵌っていったと思います。
それから十数年経ち、現在はMRI担当責任者をさせてもらってはいますが、恥ずかしながらMRIについてまだ分からない事だらけです。しかし、そのお陰で分からないものが分かっていく楽しさはまだまだ続いており、日々の仕事や研究のモチベーションとなってくれているのでまぁ良しとするか、と自己完結しています。
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