ITEM2018(7) 〜 ZIO soft編

ZIO softブースに行ってきました。見てきたのは主にZIOSTATION2の新しいアプリケーション群です。まず最初に、MRダイナミック解析です。乳腺MRIのdynamicの例でプレゼンをしてもらいました。先行報告のあるAZEの報告で同様の解析がありましたね。単純にDynamic Curveを一色で描くわけでなく、造影のパターン(急増、平行、漸増)で各々に色が変化し、非常にわかりやすく表示されます。これはルーチンで頻回に使用すると思うので、是非欲しいと思いました。

MR冠動脈解析2がバージョンアップしました。従来のは、左冠動脈起始部をポイントして、右冠動脈起始部をポイントして、次に血管を探す指示を出して、修正して、という作業を行っていましたが、今回のソフトでは、開くと同時に処理をおこなって、画像のように自動で3vesselをVRなどで表示してくれます(かなりの高い精度で血管を抽出できています)。自動化と高精度が両立した大きな進歩です。私がいま使っているソフトはかなりの使い古しですが、この新しいソフトが上手く動作したら、かなり時間短縮になります。是非購入して検証してみたいですね。

腎嚢胞の自動抽出です。Realizeという機能で綺麗に抽出可能です。薬剤の効果判定に使うということでした。腎嚢胞だけでなく、様々な病変、臓器の抽出能力が向上するそうです。

非造影の血管解析のアプリです。これは腹部大動脈瘤ですが、非造影なので、ソフトの抽出性能が悪いと上手く解析できなくなります。しかし今回、選択抽出機能が大きく向上したのでこのようなアプリを開発できたということでした。単純CTでこのようにフォローすることができれば、とても良いですね。

IVRプランニングというソフトを見せてもらいました。造影CTを利用して、この画像のようにIVRのプランニングをおこなうソフトです。ここ(大きな円)がターゲットだとすると、選択すると瞬く間に、自動で血管のルートが抽出します。背景のレイサム画像(透視画像の様な画像)に血管を透して重ねるあたりがポイント、とのことでした。これも利用価値が高いですね。

oft

どんどん新しいアプリが投入されていきます。ZIO softでは、AIを使った技術も応用しているということでした。確実に時代は変わっていくのですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Takahashi Mitsuyuki国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院放射線技術科

投稿者プロフィール

診療放射線技師歴はなんと37年となりました。技師人生も最終章ですね。現在は病院の技師長職を行っています。お昼の食事交代にMRI業務をおこなっています。まだまだ現役ばりばりばりです(笑)。宜しくお願いします。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

※以下ドメインメールアドレスはプロバイダのフィルタが厳しく、到達率が低下しております。
確実なメール受信の為に、GmailもしくはYahooアドレスでの登録を推奨しております。

@icloud.com @me.com @mac.com @hotmail.com

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. 大雄会第一病院の伊藤祐介です。今回の記事はT1強調画像の撮像法についてあらためて考えてみたいと思い…
  2. はじめまして。 MRIfan.netの新編集委員、北九州市立医療センターの長島と申します。 今回は…
  3. <新企画>「撮像のワンポイントアドバイス」 ★〜★★★までの難易度を設定し、M…
  4. DWIBSの撮像プロトコールについて、どこにあるかわかりにくいので、このページにまとめてリンクを記載…
  5. 皆様のご施設では足首専用コイルをお持ちでしょうか?  足部MRI検査といえば、骨病変や靭帯損…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る