はじめに
島根県の松江市にある、松江赤十字病院に勤務している中島清貴と申します!
島根大学医学部附属病院の塚野さんからバトンを受け取りました。塚野さんからは、ざっくばらんに自己紹介してほしいと依頼があり引き受けたわけですが、いざMRIfan.netのペンリレーに目を通すと…。まあ、参考書やら文献検索などをしているときに目にするお名前ばかり。錚々たる顔ぶれ…。ヤバいの引き受けてしまったなぁと正直思いました。そして、ビクビクしながら書いています(笑)
自己紹介
私は、山口大学経済学部を卒業後、フリーターをしていました。フリーター時代には他人の1.5倍働き、半分以下の収入を得る。夢を追いかけていたわけでもなく、こんな生活していると、さすがに将来に不安を抱きます。そこで何か手に職をとの思いで、大分県にあるNBUメディカルカレッジ(現、日本文理大学医療専門学校)に入学し、診療放射線技師になりました。なので、熱い志をもって診療放射線技師になったわけではありません。
松江赤十字病院に入職してすぐ、今の技師長である加藤技師長に「人生なめてるでしょ?」と言われたことが忘れられません(笑)。そんな私ですが、職場の上司や先輩、島根県内の技師や学会などで知り合った方々の熱にあてられ、いつのまにか技師魂なるものに火が付き、気付けば技師歴18年。入職した頃より、楽しく仕事をしています。
趣味
数年前からジョギングをしています。足腰が弱く60歳を二足歩行で迎えられないのではという危機感から始めました。毎年「国宝松江城マラソン」にエントリーしています。毎回ゴールは出来るものの、身も心もボロボロになります。今年も12月3日に走り、今は湿布の香りに包まれながらこの原稿を書いています。
また、車やバイクが好きです。最新モデルが好きというわけではなく、手に入れたものをだんだん好きになるタイプで、車は16年同じものに、バイクに至っては製造から40年以上経ったものに20年以上乗り続けています。
特に最近はバイク磨きにハマり、夏場に汗だくで蚊に刺されながら2時間以上、無心で磨いていた時には、夢中になり過ぎている自分が心配になりました。
もちろん運転するのも大好きですが、大好きな車やバイクで事故を起こしたり、怪我をして嫌いになりたくないので、安全第一・安全運転を心がけています。
安全にMRI検査を
MRIは難しいし、勉強不足でわからないことだらけですが、なぜか好きです。特に、MRIで事故を起こして患者さんに不利益を与えないよう、“安全第一”をモットーに日々仕事をしています。
MRI検査を安全に行うためには、診療放射線技師だけを教育していても限界があると思います。多職種の方に、もっとMRIを知ってもらうため、院内で“MRI押しかけ安全講習”なるものを企画運営しています。まだまだ全部署制覇できてはいませんが、今年は、患者さんを検査に連れてこられる機会が多い看護助手さんのところや、救急外来や小児科などの看護師のもとへ押しかけ、多くの方に安全講習を受けていただきました。MRIについて知ってもらえたことはもちろんですが、多職種間での顔つなぎの場になったことで、気になったことなどを気軽に相談してもらえるようになりました。連携強化にも繫がり、“MRI押しかけ安全講習”の効果を実感しています。
マラソンやバイク磨きにも共通すると思うのですが、安全にMRI検査を行うための手間や努力には終わりがありません。いつまでもMRIを好きでいられるように、手間や努力を惜しまず、日々安全第一でMRI検査を行っていきたいと思います。
拙い文章に最後までお付き合いいただきありがとうございました。学会などで見かけたときには、ぜひお声がけください。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。