昨年発表された
Revolution CTは昨年発表され、
(3) コリメータの傾きが、XY方向だけでなく、Z方向にも傾いた設計(3D Collimetor)
で作られていることにより、広範囲でX線入射効率の良い装置となっています。
今年のNew
今年はFDA認可がされたので、13台ほどインストールされ、臨床画像が沢山でていました。
ASiRとVEOが組み合わさったASiR−Vと呼ばれるノイズリダクションによりさらに被曝を低減できて、この例では0.7mSvで撮影がでいています。いままでの被曝の程度とは隔世の感がありますね。回転速度は、0.28s/rotで、さらに0.20s/rotを目指しているそうです。
冠動脈周囲の石灰化のbloomingも小さく撮影出来ています。
これは人工弁を4D表示しているもの。非常に美しいです。
↓これは、スパイラルではなく、Axial Scanをしています。Axial撮影(16cm)から次のAxial撮影までの時間は3sとのこと。
↓下のように、体幹部は8cm beamの幅の高速スパイラルスキャンをし、、その後は細い血管の描出に有利なアキシャル・スキャンにするということもできるそうです。
Revolution EVO
Revolution EVO(エボ)は、ハイエンド版でないものですが、ASiR-Vを搭載していて、被曝低減ができることがウリのようです。
ま、バックプロジェクションとくらべても何なのですが (^^;) とりあえずノイズリダクションできるということを示していますね。
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