RSNA2014機器展示をみて〜DWIBS法による全身DWI〜なぜSTIRが必要なのか

  • 2014/12/5
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RSNA2014の効き展示を回っていて、「表面の脂肪は(位置ずれがあまりないなら)問題が少ない」という論調に出会いました。最先端の成果を表しているブースにおいて、体表面脂肪がかなり残存している画像を複数のところで展示している現況を見て、ショックを受けました。

Axial断面で観察するだけなら、(決して美しくはないが)大きな問題はない、とは言えるでしょう。ただしWhole Body DWIとして考えた場合、MIPが必要なので、体表の脂肪が残っていたら病変分布を把握し難くなります

まずAdvanced prostate cancerの3例を動画で示します。リンパ節転移骨転移、それぞれがどのように見えているか、観察をお願いします。検査の品質が安定していることにも注目してください。(後半を読む=tarorin.com) 

(tarorin.com) 

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tarorin東海大学工学部 医用生体工学科 教授

投稿者プロフィール

MRIの撮像・フィルム焼き・患者導入に従事していた経験を活かし、企・技・医の中間の立ち位置を大切にしています。モットーは研究結果を中立的に判断すること、皆で研究成果を愉しむことです。

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