第52回日本医学放射線学会・秋季臨床大会(中島康雄大会長)の、ザイオソフトイブニングセミナーにおいて発表をしてきました。
そのなかで、全身DWI撮影の全自動後処理について動画で報告します。処理時間は1分です。
全身DWIの後処理は、以下のように沢山のステップが必要で、技師さんのかなりの負担になっています。これをどうにかできないかと考えていましたが、今回この構想をザイオソフトさんが実現してくれました。自動ウィンドウ処理がなかなか大変でしたが、非常にうまくいっています。
これなら、撮像が終わったら(画像の確認はおねがいしますね!それはとても大切)、ポンと投げれば後処理は1分で完了しますから、生産性がものすごく向上します。
これはWIPですが、ぜひ早くリリースしていただきたいと思っています。
※これはDirect Coronal撮像のProcedureですが、Axial撮像にも対応しています。また、動画ではDWIのみですが、T1WI/T2WIでも動作できるようになりました。
- 複数のステーションのDWI画像を集めて、自動つなぎ合わせ(Auto-Stitching)をする。
- その際に自動ウィンドウ合わせ(Auto-Window)をする。
- この画像を元に、以下のものを作成
a) Coronal 4mm
b) Coronal 24mm Partial MIP
c) Sagittal 8mm Partial MIP
d) Axial 8mm Partial MIP(一つのファイルとして作成可能)
e) Whole MIP (Rotation) - 以下ののすべてについて白黒反転画像作成
a) Coronal 4mm
b) Coronal 24mm Partial MIP
c) Sagittal 8mm Partial MIP
d) Axial 8mm Partial MIP
e) Whole MIP (Rotation)
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