はじめに
宮崎大学医学部附属病院の圓﨑 将大(えんざき まさひろ)と申します。九州大学病院の西川 啓さんからバトンをいただき、MRI界隈で有名なMRIfan.netで自己紹介できることを嬉しく思います。
西川さんには、今年1月の福岡での研究発表にて質問とアドバイスをいただきました。さらに懇親会の2次会であるにもかかわらず、抄録集を片手に熱いご指導をいただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。西川さんのMRIへの情熱に衝撃と感銘を受け、私もその知識と熱量に少しでも近づけるように2026年を過ごそうと気持ちを新たにしました。
自己紹介
宮崎県出身で、2010年に熊本大学医学部保健学科を卒業し、宮崎大学医学部附属病院に入職しました。学生時代から就職3年目くらいまでは、放射線治療やモンテカルロシミュレーションの研究をしておりました。
業務においてはすべてのモダリティをローテーションさせていただく中で、MRIを担当する機会が増え、それに伴い研究や学会発表も増えていきました。現在ではキャリアの半分以上をMRIと共に過ごしています。その間にMRIの魅力に惹かれ、宮崎大学医学部大学院修士課程に入学し、MRIをテーマにした修士論文をまとめました。
趣味
MRIを担当していると、他のモダリティを担当しているスタッフよりも運動量が少なくなっていることに気付きます。運動する時間を確保することと、放射線部の仲間内で山登りやマラソン大会に出ようという流れができたことがきっかけで、現在は年に数回、マラソン大会に参加したり山登りをしたりしています。
マラソンも山登りも、よく周囲から「何が楽しいんですか?」と聞かれますが、終わった後の温泉とご飯、そしてビールが最高なのはもちろんのこと、途中の景色を楽しむことや、やり遂げた後の達成感は何事にも代えがたいものがあります。まだ経験のない方は、是非一度参加してみてはいかがでしょうか。
また、アラフォーの同僚や元同僚と毎年旅行することは、私の人生においてかけがえのない時間です。毎年これを許してくれる家族には感謝しかありません。
私とMRI
最初にローテーションで配属されたときのMRIのことは、今でも鮮明に覚えています。朝起きた時に、初めて「仕事に行きたくない」と思ったモダリティでした。私自身の勉強(予習)不足が原因ではありましたが、何もかも自信がない中で業務をこなすことが非常に苦しかったのを覚えています。
1回目のローテーションは、半年ほどの期間を何とか乗り越えました。しかし、2回目に配属された際、「いっそのことMRIをマスターしてやろう」と決心したことが、今につながる大きなきっかけだったと思います。
磁気共鳴専門技術者認定試験を受けることを決め、レポート作成や過去問を解き、様々な参考書を読み込むうちに、ぼんやりとではありましたが、MRIの原理が輪郭をもって理解できるようになりました。そこからは、おそらく皆様と同様に「MRIという沼」にはまりました。
その後は、日本磁気共鳴医学会大会(JSMRM)やユーザーミーティングで全国発表を経験させていただいたり、宮崎や九州圏内の方々と研究会を開催したり、放射線科の医師とともにMRIの先端技術を用いた研究をさせていただいたりと、とても刺激のある日々を過ごしています。自分の人生において、これほど苦手だったものを克服できた経験は他にほとんどなく、これもひとえにMRIの奥深い魅力によるものだと感じています。
そんなMRIだからこそ、現在では様々な診療科から研究協力の依頼が舞い込んできます。放射線科以外の研究内容や論文を理解することには毎回苦労しますが、一つでも多く、人の役に立つ研究を技術面から支えることができたらと思っています。
最後に
MRI検査は臨床、研究、そして安全面においても日々アップデートされていきます。その進歩や変化に取り残されないよう、これからも精進していきたいと思います。
また、今回西川さんと繋がれたように、今後も多くの方々とMRIについて熱いトークを交わし、少しでも当施設のMRI検査の質や環境を向上させていきたいと考えています。
拙い文章で申し訳ありません。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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