RSNA2014 その20 HITACHI MR

日立のMRIは、新製品はないのですが、Evolution 5.0と呼ばれている新しいソフトウエア群について聞いてきました。

主力製品はOASIS 1.2Tと、OVAL 1.5T (ECHELON) と、OVAL  3T (TRILLIUM)です。日立はCTもそうだけど、ネーミングがいいと思います。もっと有名になるといいなぁ (^^)

スクリーンショット 2014-12-04 20.34.55

 

楕円開口ガントリ

それで、オーバルに関しては、横長だから大きな人も入れるというのはみなさんご存知と思いますが、いろいろ工夫しているということだったので、そちらを先に紹介します。まずこれね、ガントリの開口径(横)が74cmもあるんですね。
スクリーンショット 2014-12-04 20.36.07
そして、寝台に至っては、なんと63cmもあります。これはぶっちぎりで広いです。手を横にして置いてもこれなら広々なはずです。
スクリーンショット 2014-12-04 20.36.14

このように大きな開口径なので、均一にRFを照射するために、3Tのほうは4ch 4portの送信システムを持っています。また、1.5Tにも、2ch 2portの設計をしているんですね。これは◯ですね。
スクリーンショット 2014-12-04 20.38.45

Evolution 5.0

Evolution 5.0は、こんなふうに沢山のアプリが開発されているようです。

スクリーンショット 2014-12-04 20.41.16

 

これはDKIで、それなりの画質の画像が10分以下で得られるようです。

 

スクリーンショット 2014-12-04 20.44.02

これは、RADER(PROPELLERのようなものですが、BLADEではなくて、ラインでスキャンできるので、single TEとか、GREにも使えるポテンシャルがある)を、GREに対応させたもの。この結果TOF-MRAがRADERでできるという面白い内容。
スクリーンショット 2014-12-04 20.44.20

これは、K-RAPIDと呼ばれる、GRAPPAタイプのスキャン。SENSE アーチファクトのような、画像中央に現れるアーチファクトがでないことが示されています。

スクリーンショット 2014-12-04 20.44.27

あと、iterative reconstructionのMRAがでていて、これはきれいでした。このぐらい画像が良くなれば、効果は大きいですね。
(上の段の画像を演算すると、下の画像が得られる。「IR-RAPID」の「IR」は iterative reconstructionを示していると思われます。

スクリーンショット 2014-12-04 22.19.35

以上日立MRIでした。

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tarorin

tarorin東海大学工学部 医用生体工学科 教授

投稿者プロフィール

MRIの撮像・フィルム焼き・患者導入に従事していた経験を活かし、企・技・医の中間の立ち位置を大切にしています。モットーは研究結果を中立的に判断すること、皆で研究成果を愉しむことです。

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