はじめに
RADっていいとも ~中四国行脚編~も僕で9人目です。
山口大学医学部附属病院の山根さんからバトンを受け取りました。
山根さんは、僕がMRIについて悩んだら真っ先に連絡する良き相談相手です。
知識量が多く、何を質問しても答えてくれるので、ついつい聞きすぎてしまいます。
反省です、、、
ここ何年かの新型コロナウイルス騒動の間にも精力的に活動されているので、
凄いなぁと常々思っています。
置いていかれないように頑張ります。
自己紹介
山口県の周南市にあるJCHO徳山中央病院に勤務しています、岡本 淳と申します。
生まれは山口県で、幼少期は家族の転勤で中国地方をウロウロしていました。
大学は広島県立保健福祉大学(現:県立広島大学)です。
僕が大学に入学した次の年に放射線学科が廃止されてしまったので、
広島県立保健福祉大学、放射線学科の最後の卒業生というレアな存在です(笑)
卒業生の先輩方、勉強会や学会で僕を見かけたら話しかけてくれると嬉しいです。
MRI装置は、1.5Tが1台(GE)、3.0Tが2台(GE&SIEMENS)を使用しています。
特に1.5TのSigna HD xtが13年のお付き合いなので非常に愛着があります。
趣味
僕は自他共に認めるスーパーインドア人間です。
ここ何年か皆さんが巣ごもりする前から、ずっと巣ごもっていました。
趣味は、漫画・ゲーム・動画鑑賞・電化製品関連など多趣味です(笑)
特に幼少期から嗜んでいるゲームは、現在も子供と一緒に遊んでいます。
僕はファミリーコンピュータからゲームを始めました。
ファミコンは、現在のゲームとは違い恐ろしくゲーム難易度が高く、ネットなどで攻略法を検索できない時代だったので凄く苦労した思い出があります。
また、バグや裏技も多くそれで楽しんだ記憶もあります。
情報がないので、当てもなく壁や床を調べまくったり、
絶対行かないだろって思う所に行ってみたり、アイテムや装備の組み合わせを変えたり、
バグを利用してクリアしたり、、、
実はこの経験は現在のMRI研究にも生かされています。
何か新しい事ができないか、当てもなくボタン押してみたり、
絶対しないだろって組み合わせでシーケンス組んだり、ある組み合わせじゃないと撮像できないものを探したりなど、
ファミコン時代の経験がなければ、絶対やらなかっただろうなと思います。
また、手探りで良い発見ができると非常に嬉しいです。
下・R・上・L・Y・B・X・A
上・X・下・B・L・Y・R・A ← わかる人にはわかるコマンドです(笑)
MRIと僕
僕が入職して最初の装置は、現役で使っている1.5TのSigna HD xtです。
この装置は、僕の人生の3分の1の時間を共にしている相棒ともいえる機種です(外観も古いままです)。
また、MRIが苦手で嫌いだった僕をMRI沼にハメてしまった恐ろしい機種とも言えます。
MRIにハマってしまった要因はいくつかありますが、1番の要因は、
「古い機械でも工夫しだいで新しい事が出来たり、良い画像が撮像できる」
という部分だと思います。
新しいのが正義という人もいるかと思いますが、現に古い機械の画像の方が評判が良いシーケンスがいくつかあります。
どうしても新しい機械が入るとそちらに目が行きがちですが、
古い機械のスペックを最大限引き出してやるというのも重要だと思って日々撮像しています。
相棒の更新時期が近づいていますが、まだ何かできるかもしれないと思って最近は分厚い説明書を読んでみたりしています。
案外と説明書に知らない事も書いてあったので目から鱗でした!!
皆さんも是非説明書を一読してみて下さい。
これからも職場の同僚に気持ち悪がられない程度にMRIを可愛がっていこうと思います。
過去の投稿記事の補足
2018/1/16の創意工夫の記事「TRICKSを用いた非造影肺血管描出の試み」の補足です。
《TRICKSを用いた非造影肺血管描出の試み(Signa甲子園2017 金賞演題)》
http://mrifan.net/ingenious/11396
動静脈婁のコイル塞栓後はどのような画像になるのか?という問い合わせを多数頂きましたので以下に画像を示します。
ゴールデンスタンダードのアンギオには劣りますが、
拡張していた血管の縮小やシャントの消失は評価できると考えています。
※事務局メモ:
岡本淳さんが金賞を受賞されたSigna甲子園の様子はこちらから▼
《第13回Signa甲子園レポート》
http://mrifan.net/report/11241
次回のペンリレーは
RADっていいとも ~中四国行脚編~なので、次は広島県にバトンを渡したいと思います。
広島平和クリニックの長谷川さん、よろしくお願いします。
長谷川さんは広島の勉強会やユーザー会にお邪魔すると、いつも発表されていたりする凄く熱量のある方です。
是非このバトンを受け取っていただければと思います。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。