第17回BodyDWI研究会 ADC colormap特集(2024/1/21日)

みなさんこんにちは。BodyDWI研究会では今年、ADC color mapを普及させる元年にしたいと思っています。

そこでまず全国の皆さんにアンケートの協力を宜しくお願いします。アンケートは2つのフォームがあります。1) 全身MRIの調査と2) ADC color mapの現状調査です。下記をクリックください。宜しくお願いします。調査結果は研究会の中で発表いたします。
全身MRIの調査
ADC color mapの現状調査

ADC color mapは、DWIを、「グレースケールの定性的な世界」から、一気に「カラーの定量的な世界」に変えることができます。今回の研究会ではぜひ皆さんと一緒にこれを議論したいと思います。

実際の臨床に活かせる技術であるため、第一部は市民公開講座としても実施し、患者さんや関係者にもお聞きいただきます(もちろん医療関係者は参加可能です)。

分かっているようで詳しくは知らない、治療効果グラフのみかたなども説明がありますのできっと役立つことと思います。また話題の立体視3D WS 「Viewtify」開発者の瀬尾先生にも起こしいただけるようになりました。奮ってご参加ください。

お申し込み(ポスターをクリックしてください)
※日本磁気共鳴専門技術者の方でポイント取得の方は認定機構RacNeから研究会登録を予めおこなっておいてください。対面の方は受付でQRコードをお出しください。WEBの方は視聴ログを確認させていただきます
http://bodydwi.kenkyuukai.jp/special/?id=25464

■■第17回研究会概要
2024/01/21(日) 10:30~16:00

品川フロントビル(現地(ランチョンセミナー・懇親会)+ウェブのハイブリッド開催)

医療関係者の方もぜひ第一部から(とくに12時から)ご参加ください!
____________________________

▼第一部(市民公開講座) 
■10:30 モーニングセミナー
「MRIを用いたがん検診」
・演者:高原 太郎 (東海大学工学部 医工学科)

■11:30 特別講演 
「患者さんのための簡単な治療効果グラフ(論文)のみかた」
・演者:伊藤 仁 (京都桂病院 放射線治療科)

休憩 10分

■12:10 ランチョンセミナー 
【ADC color mapを利用した治療経過説明】
「BD score (PixSpace) による治療経過説明」
・演者:高原 太郎 (東海大学工学部 医工学科)
「Virtual Place (Canon)による治療経過説明」
・演者:境野 晋二朗(すずかけセントラル病院 放射線治療科)

休憩 15分

▼第二部
■13:10 ホットトピックス
Viewtifyによる、立体3D画像について
SCIEMENT CEO & President
瀬尾 拡史

■13:45 各社のADC color map

■14:00 【ADC color mapの臨床・技術展開 (1)】
「Composing に伴うADC color mapの値修飾」
・演者:中村 幸弘(公立陶生病院 中央放射線部)
「BD ScoreとFUJIFILM WSの比較」
・演者:山本 泰宏 (放射線第一病院 放射線科)
「急性期脳梗塞におけるADC値による虚血coreの評価」
・演者:梅村 武部(産業医科大学医学部 脳神経外科)

■15:00 【ADC color mapの臨床・技術展開 (2)】
「前立腺癌におけるADC低値を示す転移腫瘍量の臨床的意義」
・演者:吉田宗一郎(東京医科歯科大学腎泌尿器外科学)
「赤色髄を攻略せよ:WB-DWIにおける赤色髄mapの開発」
・演者:木村浩一朗(東京医科歯科大学先端人工知能医用画像診断学)
「BD Scoreの乳腺領域における治療効果判定の可能性」
・演者:天野淳(関東中央病院 放射線部)
「薬事承認がなったBD score -大阪国際がんセンターにおける使用経験-」
・演者:中西克之 (大阪国際がんセンター 放射線診断・IVR科)
「ADC color mapを継続運用するためのディスカッション」
・演者:片平和博 (熊本中央病院 放射線科)

■16:00 意見交換会

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

tarorin東海大学工学部 医用生体工学科 教授

投稿者プロフィール

MRIの撮像・フィルム焼き・患者導入に従事していた経験を活かし、企・技・医の中間の立ち位置を大切にしています。モットーは研究結果を中立的に判断すること、皆で研究成果を愉しむことです。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

※以下ドメインメールアドレスはプロバイダのフィルタが厳しく、到達率が低下しております。
確実なメール受信の為に、GmailもしくはYahooアドレスでの登録を推奨しております。

@icloud.com @me.com @mac.com @hotmail.com

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. いつもは主要血管が見やすいようにカット処理していますが、今回は血管の描出能を見…
  2. (追加・修正)Philipsのスライス厚(Package 1のとき)を修正しました。また、IR pu…
  3. <新企画>「撮像のワンポイントアドバイス」 ★~★★★までの難易度を設定し、MRIにおける基…
  4. MRCPの役割の一つとして「胆嚢管の描出」は非常に重要です。今回の記事では、この点に絞ってお話しし…
  5. DWIBSの撮像プロトコールについて、どこにあるかわかりにくいので、このページにまとめてリンクを記載…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る