銃を隠し持ったままMRI室へ入室し、その銃が暴発して死亡したブラジルでの事故も記憶に新しいですが、またもやショッキングなニュースが飛び込んできました。

使用電力が周辺施設より多いことから、大麻の栽培が行われているのではないかという疑いで、医療施設へ警官が突入し、ライフルを持ってMRI室に入室、ライフルが吸着してしまったという事例です。さらに、ライフルを回収しようとして、施設関係者を呼ばずにMRIの緊急停止ボタンを押してしまったようです。捜査が人命を危険にさらし、医療機器に損害を与えたとして、施設側は警官に対し損害賠償を求める訴訟を起こしているとのことです。
AFP BB Newsへのリンク(日本語)
Helth imaging.comへのリンク(英語)
MRI室の使用電力が特に多かったのでしょうか…
ライフルに大麻と、映画の世界のようで日本では考えられないような事故ですが、皆様、くれぐれも金属の持ち込みには気を付けてください。MRIの吸着事故については、過去の記事でも取り上げています。
ライター:兵庫県立西宮病院 廣瀬悦子
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