はじめに
神戸市立医療センター中央市民病院の名定さんからバトンを受け取った田中康晴と申します。
名定さんは大変気さくな方でいつも様々なことを教えていただきお世話になっています。いつもありがとうございます。
MRIfan.netは最新情報や小ネタ等を調べるときによく利用しているのですが、まさか私自身が書くことになり正直驚いています。このような貴重な機会を頂いたことに感謝しながら書いていきたいなと思います。
自己紹介
プロフィール:福井県出身で2006年に金沢大学を卒業後、京都桂病院に就職。その後、引っ越しを機に加古川西市民病院へ就職。東市民病院との合併を経て、現在の加古川中央市民病院に勤務しています。
仕事内容:2週間おきにローテーションするためMRI以外にも一般、CT、核医学、アンギオ、オペ室業務など幅広く従事しています。そのため、アンギオで実際にやっていることやDrの視点、PETやRI画像で見えるもの、術中での技師の役割など多くを経験し、学ぶことができますが、CTCAや心カテ、Cアームなどあまり慣れていない業務もあり、いつもドキドキしながら行っています。
趣味:スノーボードとランニング、水泳です。
雪国出身ということもあり、雪山をみるとワクワクします。技はエアートリック720°(ジャンプ2回転)を目指していますが、半回転がやっとです。アラフォーのため、いつアキレス腱がやられるのか不安を感じるこの頃です。去年から娘が始めたためデートできる貴重な時間です。
ランニングは去年の夏から始めました。目標はトライアスロンです。足を鍛えるために走っています。冬はフルマラソンにチャレンジ。人生で初の参加、完走できた時は今まで味わったことのない喜びと苦しみ、そして大きな自信につながりました。今では走らないとウズウズしてしまう身体となってしまいました。泳ぐことも好きで、妻とスイミングデートをしています。毎回1キロは泳ぐようにしています。老後に備え今から体力づくりをしているところです。
医師からの一言
どちらかというと活動的に仕事をこなしたいタイプなので、撮像時間の長いMRIは向いていないと思い込んでいました。
後ろから言われるがままにパラメータを設定していたローテーター。ある日、MRIで独り立ちした時に放射線科診断医から「あれっ?T1の脂肪抑制ないの?」と指摘され、「君、センスないね」と言われたことがありました。
正直、技師の仕事を甘くみていたところはあるかもしれません。ただ、このままではいけない!やってやろう!とこの時思いました。MRIをやっているとブレブレだったり、画質が悪かったり、何じゃこりゃ?と思うような画像や断面はどう切ったら分かりやすいのか?シーケンスは何使う?など考えることか山程出てきて、5分掛かるような撮像もあっという間に感じることもありました。
この時、そうか、ただ座ってじっとしているのではなく、頭をフル活動させて次どうしようと考えていたのかとわかりました。そこから深く勉強していくうちに、皆さんと同じくMRIの魅力にハマっていってしまったのです。このような経験をされた方が他にもいらっしゃれば思いが伝わるのではないかなぁと思います。
最後に
これからもMRIをこよなく愛し、素晴らしい撮像ができるよう精進しますので、また学会等で出会うことがあればぜひ声をかけていただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。
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