FOKUS
今回のRSNAからの帰路は、冬至が近づき、北極に日の当たらなくなった領域との狭間を通る経路でした。
飛行機の右舷に乗っていた私は夜と朝の境界を長く航行することになりました。
左側(飛行機の進んでいく方向)には朝焼けが見えて、右側には、(丸い地平線が空に投影されて見える)ドーム状の地球の影が見える、幻想的な風景です。
1時間ほどすると、こんな風に、朝と夜との境界が混ざりあって見えました。エンジンの下の部分には朝日が当たっています。
下弦の月が、「地平線スレスレなのに弦が垂直に立っている」というとてもめずらしい風景も見ることができました。
iPhoneなので分解能は足りていませんが、露出とピントは合っていますね。
飛行機のなかから、とくに光が足りない場面で風景を写そうと、露出もピントも合わないことが多いですね。
FOKUSというiOSアプリは、ポートレイト写真を撮るためのものですが、マニュアルモードを持っています。
マニュアルモードでは、拡大してピントをあわせることができ、さらに露出(シャッタースピードとISO感度の両者)を自由に設定できるので、通常は撮影ができない被写体(この場合は月)も撮影ができるようになります。
気圧変化のあれこれ
気圧の低い上空で開けて飲みかけにしたペットボトルは、地上に着いたときに、気圧が上がるので、こんな風に潰れますよね。これは良く見ますね。
逆のことですが、上空で万年筆を使うのはご法度で、中にはいっていた空気がインクを押し出してしまうので、キャップを開けるとインクが噴出して、インクだらけになってしまいます。
これは数回やったので懲りて、万年筆は機内では使わないようにしています。
・・・で今回面白い体験をしました。
そろそろ成田だな〜と思ったときに、ちょっとアレな話ですけど、制汗デオドラント使おうと思ったんです。
洗面台のところに行って、脇の下にいれてクリクリっとした瞬間、
「ポンっ」てけっこうな音がして、タマがはじけちゃった!
後で撮影した写真がこれです。
それで、中の液体もそれなりに飛び出たので、中腋窩線に沿ってタラーっと垂れてしまいました笑
ボールは、シャツの中で、ベルトの上辺りにあったので回収。
もう使えないかな〜と思ったのですが、意外に簡単に、このボールはもとに戻りました。
あまりキツキツな設計をすると、ボールが転がらないので、こんな風に緩めになっているんですね。
再度勉強になりました〜。
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