医療材料のMR適合性
ペースメーカーやステントなどの医療材料(インプラント)を留置する患者は,年々増加しています。これらの患者にMRI検査を⾏う際には、それらのインプラントがMRI検査に適合しているかどうかを調査し、適切な条件下で実施する必要があります。
⼀⽅、本邦ではその判断基準となる情報が極めて少ないため、調査に多くの時間と労⼒を要することが問題となっています。そこで私どもは、国内に流通するインプラントの適合性を広く調査し、医療現場で利⽤可能な適合性情報を集約したデータベースを作成してきました。
このデータベースを、「インターネットを通じて利⽤可能な適合性検索システム」として医療機関に提供することで、利便性と安全性の向上を⽬指しています。
デモシステム利用者募集について
今回,デモシステムが完成しましたので,広く利⽤者を募り評価を⾏いたいと存じます。
本システムは、熊本⼤学とメディエ株式会社との共同研究として開発を⾏っています。本システムが提供する情報は、医療材料の販売メーカーからの情報提供を受けて適合性に特化した項⽬を選択的に収集したものです。
利⽤者はホームページにアクセスし、適合性情報を知りたい製品の名称や販売メーカー名などをキーとした検索が可能です。近年増加しているMR Conditional(⼀定の条件でのみMRI検査が可能)製品については、具体的な適合条件を統⼀した項⽬として表⽰することで、利⽤者が使いやすい⼯夫をしています。
応募方法と時期
利⽤開始は,5⽉中旬を予定しています。
ご応募は本件に関係する医療従事者とさせていただきます。
ご参加いただける⽅は、下記のホームページから、早めにご登録下さい。
(評価していただいた⽅にアンケート調査を実施予定です。)
https://www.medie.co.jp/mridb/
医療材料適合性検索システム(PDF)
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