みなさんこんにちは。恒例となりました秋の神奈川MRI技術研究会のお知らせです。第63回は11月14日(金)18時30分から21時まで、Zoomを使った完全WEB開催で行います。参加費は300円で、申込みは前日11月13日まで受け付けています。毎回たくさんの参加者が集まり、活発なディスカッションが行われるのが当研究会の魅力です。今回も内容盛りだくさんのプログラムをご用意しました。
第1部は「今からでも大丈夫!高速撮像」というテーマで、北里大学病院の小見 正太郎先生が座長を務めます。横浜市立大学附属市民総合医療センターの出川 輝浩先生には、「“速くて綺麗”を実現するMR革命:Fast Imagingの4大技術」という演題でご講演いただきます。出川先生は、これまで数多くの研究会や学会で高速撮像や撮像技術の基礎から応用まで幅広く講演されてきた経験豊富な先生です。難解に思えるテーマでも臨床現場に落とし込んだ具体例を交えながら、わかりやすく整理してくださる語り口は、多くの参加者から毎回好評を得ています。今回も「速さと画質をどう両立させるのか」という永遠の課題に、最新の視点から迫っていただける貴重な機会となるでしょう。続いて東海大学医学部付属病院の沖野 圭太先生からは、「Compressed sensing, Deep learning reconstructionを用いた臨床応用」という演題でご講演いただきます。沖野先生は、圧縮センシングやディープラーニング再構成といった最先端の技術を臨床応用に積極的に取り入れている若手注目株であり、日常診療に直結するリアルな実践例を聞けるセッションになるはずです。
第2部は特別講演として、東海大学医学部付属病院の上薗 博史先生が座長を務め、自治医科大学医学部放射線医学講座教授の森 墾先生に「中枢神経MRI検査 minimal requirements」というテーマでご講演いただきます。森先生は中枢神経MRIの分野における第一人者であり、検査の標準化や臨床応用に大きく貢献されてきました。今回のご講演では、日常診療において最低限押さえておくべき検査のポイントを明確に提示してくださることが期待されます。参加される皆さんにとって、日々の検査をより確かなものにするヒントを得られる時間となることでしょう。
神奈川MRI技術研究会といえば、もうひとつの名物があります。それは講演後の質問タイムです。毎回、講演者の先生が思わず困ってしまうほど質問が飛び交い、議論が大いに盛り上がります。参加者の熱量が伝わるこの時間こそ、当研究会ならではの魅力といえるでしょう。1部の講演では、ライブで答えきれない質問は講演者自身がパンチしてQ&Aに返します。今回もきっと活発なディスカッションが展開されるはずです。なお、オンデマンド配信はありませんので、ぜひリアルタイムでご参加いただき、疑問やアイデアを講演者の先生方に直接ぶつけてみてください。
参加申込はActait Japanの専用ページから可能で、お問い合わせはkanagawamri@gmail.com
までお願いいたします。今回も学びと交流にあふれる夜になることを楽しみにしています。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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