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RADっていいとも 素敵な仲間とのペンリレー(19) 大久保裕矢
- 2015/9/7
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題名:共通言語はMRI
刈谷豊田総合病院の大久保裕矢と申します。よろしくお願い致します。
MRIfan.netはMRIに関する様々な情報が得られることから頻繁に拝見していたサイトで、「RADっていいとも 素敵な仲間とのペンリレー」も楽しみにしているコーナーのひとつでした。そのためバトンを頂いた際は、自分に回って来たことの驚きとそうそうたる方々が執筆されている中で自分が書いても良いのかと戸惑いもありました。ですが、これまでMRIを通してお世話になった方々への感謝の気持ちを込めてこのバトンを受けとらせて頂くことにしました。
自己紹介
2005年3月に藤田保健衛生大学を卒業後、同年4月より刈谷豊田総合病院に勤務しており、現在、技師歴10年目という節目の時期を迎えております。MRIは技師1年目の10月より携わっており、途中で担当部署の異動はありますが、MRI歴は9年目になります。
趣味
サッカー観戦(特に日本代表戦)、映画鑑賞です。どれも奥さんとの共通の趣味で一緒に楽しんでいます。日本代表戦は深夜でも起きて、奥さんとユニホームを着てテレビの前で一緒に応援しています。機会があれば、ぜひスタジアムでその場の雰囲気を肌で感じながら応援してみたいです。
MRIとの出会い
就職当初は卒業論文の研究テーマがCTであったことからCTに興味がありましたが、部署配属の関係でMRIに携わることになったのがきっかけです。学生時代はMRIの授業がよくわからずあまり興味が持てませんでした。しかし、就職後MRI担当になり一から本を読み勉強をしながら日々の検査を経験していく中で、ふたつの転機を経てMRIの魅力に引き込まれていきました。
MRIにハマるきっかけとなったふたつの転機
ひとつ目の転機になったのは、先輩と一緒に受けた磁気共鳴(MR)専門技術者試験に合格したことです。MR専門技師となったことは、その後のモチベーションにつながりました。でもこの時は大した知識や経験もないのに専門技師になったことによるプレッシャーからそれまで以上に勉強するようになったと思います。その中で、知識と経験がリンクするようになり面白さを感じるようになりました。
ふたつ目の転機は、Signa甲子園の出場です。
Signa甲子園は、GEユーザーが主催の撮像技術コンテストです。最新装置でなくても創意工夫により臨床的価値のある画像を撮像しようという全国の熱いユーザー同士が競い合う場で、非常に刺激的かつ楽しい大会です。当時、MRI5年目という節目の時期を迎えていた時にこの大会を知り挑戦してみたいと思いました。しかし、参加するには地元のユーザー会からエントリーしなければならず、当時、愛知県にはユーザー会がありませんでした。そこでどうにか参加する方法はないのか担当アプリケーションの方に問い合わせたところ、お隣の三重ユーザー会から参加させていただけることになりました。そして運良く地方予選、ブロック予選を通過し全国大会へ出場することができました。この大会は今後のMRI人生において非常に多くの影響を受けました。MRIは技師の知識と創意工夫により装置の能力を最大限まで引き出し臨床的価値のある画像提供が可能であること。そして全国にはMRIへの熱い情熱を持って日々試行錯誤しながら自分の腕を磨き続けるプロフェッショナルがたくさんいること。そんな素晴らしい知識と経験・技術を持った方とMRIについて話ができたこと。肌でMRIの面白さを感じたこの時をきっかけに一層MRIにのめり込むようになりました。
キーワードはMRI
ふたつの転機以降はMRIに対する思いや情熱に火が付き、他施設の方との交流も深まりました。初めてお会いする方とも、いつもMRIの話題をきっかけに意気投合することができます。そんな事から「MRI」は「MRIの輪」を広げる共通言語だと感じています。MRIと出会い、MRIという共通言語を身に付けたことで、全国のMRIを愛する方々と親しくさせていただいます。みなさん熱い情熱を持っておられる方々なので、話をする事でいつも良い刺激を受け高い意識を持って日々の仕事を行うことができています。いつもお世話になっている方にはこの場をかりてお礼申し上げます。
「いつも本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。」
いまはこのような素晴らしい世界を知らない若い世代の人たちにMRIを好きになってもらえるきっかけを作っていけたらいいなと思っています。
次の方は
名古屋市立大学病院 荒井信行さんです。荒井さんは、幅広い知識と情熱を持ってMRIに取り組んでおられ、現在は、愛知県内の若手をリードしている中心的な存在です。荒井さん、バトンをお渡ししますので、よろしくお願いします。
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