はじめに
高松画像診断クリニックの香川さんからバトンを受け取りました。
香川先輩は、私が就職したときの指導係であり、日常業務だけでなく学会発表や認定試験の勉強まで熱心に指導して下さいました。
MRIを最初から教えて下さった大先輩なので・・・ペンリレー・・・断れなかったです。
自己紹介
香川県高松市、おさか脳神経外科病院で勤務しています宮武祐士と申します。
生まれてから小学校低学年までは京都で過ごし、その後~現在も香川県民です。
広島国際大学を卒業してから当院に勤務し、今年で35歳になります。
当院は脳卒中の専門病院で、メーカーの異なる3台のMRI装置を保有しています。
また、主に健診・画像診断検査を中心とした検査棟(別棟)があり、私はそこで3テスラ装置のIngenia Elitionと共に働いています。
趣味
年に1,2回は家族旅行に行くようにしています。
近隣の県へのプチ旅行が多いですが、海外旅行の中でもとくにハワイ島に行った時は、噴火口や溶岩荒野の景色に圧倒されました。
旅行に限らず、学会等に行った時は必ず現地の特産品を食べるのが楽しみです。
近年のMR学会では、のどぐろ、馬刺し、宇都宮ギョーザですよね。
本場の味!を堪能するために学会発表するのも立派なモチベーションの1つだと言い聞かせています(笑)
もう1つ楽しみとして、旅行や学会に行った時は必ず現地のマグネットを購入して帰ります。
決して「 磁場 」が好きなわけではなく「 記念 」のためです。
職場のロッカーでは私だけマグネットで整頓されており、先輩技師のように会議の予定表や締め切りのメモなど、テンションの下がる仕事のビラは決して貼らないようにしています(^▽^;)/。
MRIとの出会い
学生時代は授業よりも部活動に夢中でした。
特に好きなモダリティがなかった私は、何か専門性のある病院で働いてみたいと思っていました。
脳卒中専門病院である当院は非常に魅力的であり、そしてここはMRIを3台保有するMRI firstの病院だったのです。
就職する際、放射線科の先生から
「学会発表するよね?」「磁気共鳴専門技術者に挑戦するよね?」
と聞かれ、「やってみます」と答えました。
ここがMRIと私のスタート地点です。
要するに放射線科や病院とある意味での「縛り」を結んだのです!!
現在大人気中の漫画 呪術廻戦でも言われています、
「縛りを破ると どんな災いが降りかかるか分からない」
・・・ということで怯えながら(笑)毎年学会発表をして10年以上が経ちました。
5年前に磁気共鳴専門技術者に合格でき、今年の更新では上級になることができました。
この 縛り は達成したら何かあるのかな?と思うこの頃です。
MRIは非常に多くのパラメータ設定があり、この設定次第でいろんな工夫や改善が見られることに魅力を感じています。
大学病院のような研究設備やファントム、最新アプリケーションを備えていない分、すぐ臨床に直結するような工夫(小技)を考えるのが楽しいです。
自分が工夫した画像が診断の決め手となったり、key画像として採用されているとガッツポーズです。
MRIとのつながり
MRIは学んでも学んでも理解できないし、どんどん深く知りたくなる魅惑の分野だと思います。
私は本を読む「読学」が苦手で、断然「座学」が好きです。
いろんな研修会や学会で聴講する方が自分には合っていますし、教科書よりもスーッと頭に入ってきます。
多くの研修会に参加すると、いつのまにかユーザーミーティングに入っていたり、技師会で発表する機会があったり、学会では他施設の方々とご飯を食べたりするようになりました。
画像診断では頭部以外、全身どの部位も撮影を行うので日々の勉強は欠かせませんし、困ることも多いです。
そんなとき相談できる県内ユーザーのグループがあったり、MRIに携わることで出会ったつながりに感謝しています。
職場間の縦のつながりだけでなく、施設間の横のつながりを広げてくれたのもMRIとの出会いのおかげだなと思っています。
WebセミナーはiPadを持ってどこでも参加できる「座学」ですが、早くコロナの影響が終息して以前のように仲良く集まりたいと願っています。
決してMRIに詳しいわけではありませんが、このような機会をいただきありがとうございました。
次回のペンリレーは
香川大学医学部附属病院の小畠君にバトンを渡します。
香川大学のMRI担当技師の方々とはよく学会で一緒にご飯を食べます。
彼もその中の1人で、勉強熱心で礼儀正しく、人柄として良い人だなと感心しています。是非このバトンを受け取っていただければと思います。
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