みなさん、いよいよ、3週間後の8月26日日曜日に、首都大学東京(荒川キャンパス)にて、第9回Body DWI研究会が開かれます。毎回新しい取り組みをしている本会ですが、今回もまたユニークな取組をしています。
お申込み→
事前登録は締め切りました。予約無しの方もお越しになれます(当日登録 2000円)。
お弁当は事前登録の方にはすべて用意をしてございます。受付でお弁当券を受け取ってください。
当日お越しになる方用に、60食を余分に用意いたしました。
第9回 Body DWI研究会
2018年8月26日(日) 10:00〜18:00
首都大学東京荒川キャンパス
<当番世話人>
吉田宗一郎(東京医科歯科大学・泌尿器科学)
高橋光幸(横浜栄共済病院)
交通と会場
首都大学東京荒川キャンパス・講堂
〒116-8551 東京都荒川区東尾久7-2-10
Tel 03-3819-1211(代表)
日暮里・舎人ライナー「熊野前」駅下車徒歩3分
都電荒川線「熊野前」駅下車徒歩3分
田端駅から都営バス端 44 系統「北千住駅行」に乗車
「首都大荒川キャンパス前」下車徒歩 0 分
その1)ランチョンのお弁当
い、いきなりご飯で誘うっていうのは禁じ手かもしれませんが、今回はこれがとってもオトクなんです。毎回、その場所でお願いできるケータリング業者さんに頼んでいたのですが、今回はなんと!京都の老舗「下鴨茶寮(しもがもさりょう)」さんのお弁当になりました。
ロゴだけでも美味しそうです。興味がある方はぜひウェブサイトを御覧ください。こんなコピーです、すごすぎ!
たまたま営業さんが来られたのですが、「本会は貧乏研究会なので、とてもではないが高級料亭のお弁当に充てる予算がありません!」と2度断るも、粘り腰で来てくださり、私共の予算に合わせてくれるというウルトラCとなりました。感謝感謝。・・というわけでみなさん、本会は事前登録が1300円ですが、まぁお弁当だけでもその価値がございます。事前登録をした人にはお弁当を確保いたしますので(だからふつうの学会のように我先に整理券を取る必要はありません)、焦らずお越しください。
ランチョンセミナー(11:55〜12:40)
ランチョンインフォメーションセミナー:DWIBS用ワークステーション(45分)
座長:丹治 一(北福島医療センター 画像センター)
共催: 株式会社PixSpace、株式会社AZE
ランチョンセミナーは、AZEさんとPixSpaceさんによる定量化アプリの説明です。両者ともみごたえのある内容を提示してくださいます。
その2)実践的な情報をお伝えします。
DWIBS読影の実際をDICOM viewerでゆっくり (15:10〜16:20)
「DWIBS検査は読影の方法がわからない」という声をよくお聞きします。そこで、今回は70分という長い時間をとって、高原と片平がいくつかの症例をゆっくりゆっくり、実際に読影をするように説明するというセッションを設けました。ただのスライドではなくて、できるだけDICOM Viewerを使って、リアルに行います。
本当に初心者のためのDWIBS画像のみかた(読影の実際を供覧)(70分)
座長:林田佳子(産業医科大学 放射線科)・中孝文(川崎幸病院 放射線科)
演者:高原太郎(東海大学 医用生体工学科)
演者:片平和博(熊本中央病院 放射線科)
1.5Tと3.0Tの設定条件の違い (10:05〜11:45「ユーザー発表「3Tと1.5TのDWIBSの違い」(100分))
もう一つの実践的な内容は、1.5Tと3.0Tの条件設定の違いです。これは高橋光幸さんが座長を務めますが、彼がいろいろと準備をして、各メーカーおよびそのユーザーさんから具体的な情報を出していただくように手配しています。どんなところに注意すべきか、注目ですね!
皆様、半年ぶりです。当番世話人の一人、横浜栄共済病院の高橋です。
高原先生がここに書かれているように、今回も内容盛りだくさんです。是非皆様、お誘い合わせのうえ多数のご来場をお待ちしてます。私がプロデュースした各メーカーのコーナーの背景と概要です。当院では1.5T装置と3.0T装置を有しています。どちらもDWIBSを撮影した経験があります。またこのBody DWI研究会を通して、各々の画像を見る機会が多々あります。1.5Tで撮影したDWIBSと3.0Tで撮影したDWIBSは明らかに違う印象があります。皆様はそう思いませんか?思っていませんか?従来のメーカー発表は、私達はこんな綺麗な画像が撮影できます!、こんな画像処理法があり、こんなこともできます!ユーザーからは、こんなやり方をすれば撮影できます!に留めていました。今回からはもう一歩踏み出して、各メーカーでどのように対応しているのか?創意工夫(技師さんの腕の見せどころ!)に焦点をあててみたいと考えています。発表者は技師さんです。今回は各メーカー20分の時間をとっています。是非、冒頭からのこのコーナーを楽しみにしていてください。それと是非、議論に加わっていただけたら幸いです。では皆様、当日お会いしましょう!!
ユーザー発表「3Tと1.5TのDWIBSの違い」(100分)
座長:高橋光幸(横浜栄共済病院 放射線技術科)
(ア) 日立 :落合 礼次(医療法人如水会 今村病院 放射線科)
(イ) キヤノン :佐藤 広崇(草加市立病院 放射線科)・松島 孝昌(等潤病院 放射線科)
(ウ) GE :南 広哲(横浜南共済病院 放射線科)・山崎 敬之(静岡済生会総合病院 放射線技術科)
(エ) シーメンス :荒木 洋一(東京医科大学病院 放射線部)・増田 慎吾(関東中央病院 放射線科)
(オ) フィリップス :小島 正歳(千葉メディカルセンター 放射線部)・坂井 上之(東千葉メディカルセンター 放射線部)
その3)特別講演は前立腺癌(14:00〜14:40)
特別講演は、埼玉医科大学総合医療センター泌尿器科の川上理先生にお願いしています。超わかりやすい説明で定評のある先生なので、いままであまり知らなかった人もきっとよく分かることと思います!
特別講演:前立腺癌(40分)
座長:中西克之(大阪国際がんセンター)
演者:川上 理(埼玉医大総合医療センター 泌尿器科)
その4)いよいよ定量化の実践例が(12:50〜13:50)
定量化が昨年実現したといってもまだまだ臨床には遠いと思っていたアナタ、実はもう使えているんです! というわけで、定量化周りの実践をお伝えします! また、AutoWindowが実際に動き出して技師さんの負担がとても少なくなりました。DWIBSに特化したトーンカーブ(ガンマ)や、腸管信号などのゴミの消去もお伝えいたします!
DWIBSの定量化と表示の工夫(60分)
座長: 高橋哲 (愛仁会高槻病院 イメージングリサーチセンター)
・自動Window,マスク付きMIP,定量化〜臨床医へ届ける画像を改良するために
高原太郎(東海大学 医用生体工学科)(15分)
・BD Scoreを用いた癌全般への応用
中孝文(川崎幸病院 放射線科)(15分)
・BD Scoreを用いた乳癌局所浸潤への応用
天野淳(関東中央病院 放射線科)(15分)
・BD Scoreを用いた骨髄腫の寛解予測:Fat Fractionとの比較
高須深雪(広島大学病院 放射線診断科)(15分)
その5)人工知能を利用する 〜 アナタも参加する人工知能(16:30〜18:00)
人工知能やDeep Learningのことは最近どの会でも話題になっていますが、自分とは関連が薄いと思っている人も多いことと思います。でもBody DWI研究会では、それを身近に感じられるような工夫をしました! タイトルを見るとわかりにくそうでも、一味違ってより手元に来る感じを目指しています。とくに、みなさんが参加できるようなプログラムを考えていますのでぜひぜひ御覧ください!
特別企画「DWIBSと人工知能」(90分)
座長:小林泰之(聖マリアンナ医科大学)
・医用画像処理プログラミング入門講座報告
小林達明(Visionary Imaging Service)(5分)
・Radiogenomics(ラディオジェノミクス)への期待
高原太郎・吉田宗一郎(東海大学 医用生体工学科、東京医科歯科大学 泌尿器科)(15分)
・Deep Learningを利用した前立腺がん診断の試み(技術解説)
熊澤逸夫(東京工業大学 未来産業技術研究所)(50分)
・Deep Learningを利用した前立腺がん診断の試み(臨床解説)
石岡淳一郎(東京医科歯科大学 泌尿器科)(15分)
その6)研究会が終わったあとも質問できるシステム導入!(予定)
会に参加した人は、ecasebookというシステムで研究会のあとでも質問できるようにする予定です。
・・・というわけで、今回もまた盛り沢山な内容となっております。この機会をぜひご利用ください!
(事前登録 1300円(8/19まで)、当日登録 2000円)
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