常電導磁石 (じょうでんどうじしゃく:resistive magnet)

常温下で、電線を何重にも輪状に巻いたコイルに電流を流すことで磁場を発生させる磁石。常電導磁石では、電線の抵抗が0でないため、電流が流れているときにだけ磁場が生じ、電流を切ると磁場は消滅する。大量の熱を発生するため冷却装置が必要である。常電導磁石を利用するメリットは現在ではほとんどないため、超電導磁石や永久磁石が主流になっている。(石森文朗)

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