常電導磁石 (じょうでんどうじしゃく:resistive magnet)

常温下で、電線を何重にも輪状に巻いたコイルに電流を流すことで磁場を発生させる磁石。常電導磁石では、電線の抵抗が0でないため、電流が流れているときにだけ磁場が生じ、電流を切ると磁場は消滅する。大量の熱を発生するため冷却装置が必要である。常電導磁石を利用するメリットは現在ではほとんどないため、超電導磁石や永久磁石が主流になっている。(石森文朗)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. MRI装置は各メーカーごと独自の手法により様々な画像を描出することができますね。 非造影が得意な装…
  2. キヤノンメディカルシステムズ株式会社より「Advanced Imaging Seminar 2022…
  3. (追加・修正)Philipsのスライス厚(Package 1のとき)を修正しました。また、IR pu…
  4. \ 久しぶりのBodyDWI研究会が、品川で行われます /・最新MRI情報に加…
  5. DWIBSの撮像プロトコールについて、どこにあるかわかりにくいので、このページにまとめてリンクを記載…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る