常磁性体 (じょうじせいたい:resistive magnetic substance)

磁場の中に置かれた場合、磁場と同方向に磁化されるが、磁場を取り除くと磁化が消失する物質。スピン量子数が0でない核種(1H、31Pなど)や不対電子対をもつ遷移金属イオン(Cr3+,Mn2+,Fe2+,Fe3+,Gd3+など)が常磁性体に含まれる。遷移金属イオンは磁性造影剤として用いられる。常磁性体の中で特に強く磁化されるものを超常磁性体(superparamagnetic substance)とよぶ。常磁性や反磁性は可逆的な性質で、磁場を取り去ると磁性は失われる。(石森文朗)

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