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RADっていいとも 素敵な仲間とのペンリレー (15) 梅崎好永
- 2015/5/27
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題名: たくさんの出会いに恵まれて
八重洲クリニックの梅崎好永と申します。宜しくお願いします。
MRI関連でお世話になった方、影響を受けた方々は、それこそ数え切れないほど沢山いらっしゃいます。そうやってできた“MRIによる繋がり”で、福澤さんからこのようなお話しを頂けるまでになりました。
今は勉強や研究が大好きなのですが、学生時代の私はどれも好きではなく、もちろん熱心でもありませんでした。そんな私がどうして、このように多くの方、学会や勉強会とご縁を結べるようになったのか、その原点を今日はお話し致します。
お礼状
初めて勤めた病院には、救急救命センターがありました。卒業したてで右も左も分からない状態でしたが、可能な限り早くに当直に入れるよう、マンツーマンの教育を施していただけました。マンツーマンですから質問がしやすかった(はず)なのですが、いざ質問をしてみると、以下の様な3通りの指導をランダムに受けるのです。
①「自分で調べなさい」と突き放す
②教えてくれる
③一緒に勉強してくれる
どうしてこう、まちまちの対応なんだろうと、悩むこともあったのですが、ある日、はっと気づきました。
先輩が①と答えたときは、「技師として知っておかなければならない(基本的な)知識と技術」を質問した場合で、②は病院ローカルのルールにまつわることを聞いた場合、そして③は先輩自身も知らないことを質問した場合だったのです。「なるほど、そういう意味があったのか」とその時納得しました。
同時に、先輩の真意に気づき、本当にありがたくて泣いてしまいました(愛ですね!!)。
ふわふわした気持ちで就職していた私が、「働き出してからも勉強することの大切さ」を知ることが出来たのも、技師の仕事を面白いと感じると同時に、誇れるようにもなったのも、ほんの数歳年上の彼女が、先輩としてしっかり指導をしてくれたからです。
自分が知らないことを後輩から聞かれて、一緒に勉強してくれる人はそういません。短期間で一人前にするために、普段後輩に厳しく当たっていればなおさらのこと。ご結婚されて、一線から退かれましたが、いつでも思っています。今の私があるのは、寺園(松尾)さん、貴女のおかげですと。
近況報告です!!
生まれも、育ちも、九州の私が東京に出てきて早2年。こちらでも、MRIのお掃除は欠かせません。掃除道具は持ち込んでいます。お気に入りはペンギンを突き刺したワイパー。MRI室のように広めの空間をシューとお掃除するのは気持ちいいです。ですがペンギンの人相?が職場で不評なので、リボンを付けてかわいらしくしてみました。(それでも不評です。なぜ?)
九州でも行っていましたが、東京でも趣味(読書)を生かして、月に一度読書会を開いています。バックグラウンドが様々な方と出会えて親交を結べるだけでなく、知的な刺激も頂けています。また、さすが関東といいますか、九州のころの数倍、人が集まってくれます。最近ではこの繋がりをチャリティーに生かせるような活動も始めました。
読書の他にも趣味はありますが、八重洲クリニックが不定休なので、平日休みのお昼にはハンドメイド(缶に和紙を貼るだけの簡単な物から、文庫→ハードカバーへのリメイク、ステンシルやネクタイなどの布物)やお料理(スープベース作りや燻製など)を楽しんでいます。
研究に関しては、クリニックでは大物が次々とご退職されたため、偉大な彼らの穴は個人ではなくて、チームで埋めるようになりました。チームでの研究や勉強は楽しいですし、自分1人では思いつかないアイディアが色々出てくるのが楽しいです。発表する機会は以前に比べれば減ったかもしれませんが、今の私なりのベストでMRIと過ごせているなと思います。
次の人は
学校の後輩でもあり、九州にいた頃のMRIの仲間でもあります。お人形さんみたいに愛くるしくって、がんばりやさん、樋口(西村)菜穂さんです。宜しくお願いします。
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