- Home
- ITEM2026 report ~富士フイルム編~
ITEM2026 report ~富士フイルム編~
- 2026/4/20
- BLOG, 学会報告, 富士フイルム(旧日立)
- コメントを書く
大雄会の伊藤です.
ITEMm2026にてFUJIFILMブースの取材をしましたので報告いたします.
MRI
MRIブースでは,初日の午前中にもかかわらず,多くの方で賑わっていました.

来場者が直接触われる説明端末
今回,富士MRIブースの新たな取り組みとして,来場された方が直接操作して動画やクイズを楽しめる端末が設置されていました.

ここ数年のITEMはすごい賑わいで,説明を聞きたくても説明員がおらず,話が聞けないこともあるかと思います.また,若い技師さんが誰に話しかけて良いかわからない,などといった場合にも,こういった端末は非常にありがたいと感じました.昨今,様々な施設でこういった端末を見かけますが,ITEM会場で見たのは初めてでしたので,衝撃を受けました(既出でしたらごめんなさい).
ZeloHelium
昨年発表されて衝撃を受けたZeliHeliumですが,今年はさらラインナップが増えていました.また,導入件数も順調に増えているそうで,国内で100台を突破したようです.
また,ヘリウムを使用しないからこそ,冷凍機の温度に合わせて周波数を変調し,電気代を約40%も節約できるそうです.最近のエアコンが室温に合わせて冷やす度合いを自動で変えているのと同じことを冷凍機で行なっているそうです.確かに最新のエアコンの方が電気代が安いですもんね!

電動アシスト付ドッカブル機構
実は今まで,富士のMRI装置にはドッカブル機構はありませんでした.今回初めてECHELON SYNAGYがドッカブル機構対応となりました.
富士のドッカブルはポータブル装置のような電動アシスト装置が搭載されており,非常に取り回しの良い印象を受けました.夜間に女性技師が一人で操作する際にも安心して対応できそうです.また,ベッドも54cmと低いところまで下がりますので,患者様にも優しい設計だと感じました.

VINCENT
富士フイルムのワークステーション「VINCENT」は新しくVer.7.3をリリースしました.今回はその中のMRIに特化した技術をピックアップします.
婦人科解析
Iso voxelの3D-T2WIのみで,子宮や卵巣などの婦人科臓器だけでなく,動静脈や膀胱,尿管なども自動で抽出できる機能です.子宮筋腫などは腫瘍内に様々な成分が混在するっことがありますが,腫瘍部分だけを他組織とは分けて表示することも可能だそうです(腫瘍の抽出はマニュアルのようです).T2WIだけで術前画像が完成してしまうのは驚きでした.画像のMPRのように,腹壁の動きが入った画像でもここまでのVRが出せるのもすごいと思いました.

膀胱・周辺臓器解析
同様に,男性骨盤として,膀胱や前立腺のVR画像を作成できる機能もリリースされていました.こちらも婦人科解析同様,iso voxelの3D-T2WIで作成可能です.
また,CT画像も追加で読み込むことで,リンパ節の情報も追加できるようです(VR画像の緑の部分).

その他新機能
他にも既存のアプリケーションが多数ブラッシュアップされていました.
心機能解析で心筋ストレインが可能になったり,脳区域解析で同年代,同性別での正常脳の情報(日本人約1500例)が追加されたことにより,萎縮の程度を解析できるようになっていました.
また,ADC map解析では骨部分のみでのADC低値領域をカラーフュージョンできるようになっており,骨転移に特化したカラーマップも作成可能となりました.
Bone imageの骨抽出の適応範囲が拡大し,従来は頸椎,腰椎,骨盤のみでしたが,新たに関節も適応となったことで,手関節や足関節,肘関節など,ほぼ全ての関節で抽出可能となったそうです.
終わりに
富士フイルムのブースを取材させていただきましたが,環境や経営に優しい技術から,現場のニーズに合わせた新技術やブラッシュアップなどが盛りだくさんで,話を聞いていて非常にワクワクしました.取材対応いただきました富士フイルムメディカルの田中さん(MR),桜井さん(VINCENT)ありがとうございました.
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)

































この記事へのコメントはありません。