ISMRM2017 番外編 Closing Party 松田正樹先生レポート

Aloha!山梨大学の松田正樹と申します。今回のISMRMで縁あって高原先生とご一緒させていただきました。
駆け出し放射線科医(後期研修2年目)でNewbieの私が、僭越ながらClosing partyの報告をさせていただきます。

ハワイ語で’Alo=together/共に’、’ha=breathe/呼吸する’。世界中のMDとPhDが一堂に会するこのISMRMにぴったりの言葉ですね。

#1リボンは初参加の証

#1の文字が刻まれたブルーリボンはISMRM初参加の証。
リピーター獲得に乗り出したISMRMのスタッフは、このブルーリボンを付けた参加者をひいきするとかしないとか(笑)。

Closing Partyに参加

さてさてバウチャーチケットを片手にまずはドリンクコーナーへ。

Budweiser only、、、なんですね。Hawaiian beerは、、、ないんですね。
理事会も演者もBalanceを重んじるISMRM。男女比、国籍比、分野比など厳密な取り決めがあるそうです。
ぜひ次回はビールにもBalanceを取り入れてほしいものです!

ほのかにグアバの香り漂うハワイの地ビール’HANALEI’(下図)

を恋しく思いながらも、いざ会場へ。
どんな出会いが待っているのでしょうか。

なんとScott Reeder先生が目の前に!

まずは通りすがりに挨拶を交わした人物と写真を一枚。パシャリ。
この人もしかして。。。ISMRM主催者のScott Reeder先生ではないですか!

印刷されてる・・・ (;´∀`)


いきなりNewbieとsuper VIPがビールを片手に社交できる。海外の学会、恐るべしです。
ハワイ流のこのハンドサインは’Shaka’と言って’Aloha’的な意味を含んでいます。
相手に手の平を向けるか甲を向けるかで意味が違うこと、帰国してから知りました。
https://ameblo.jp/funabroad/entry-11914222995.html
ちなみに日本からはまだISMRMのchair manを輩出したことがないそうです。近い将来の日本開催に思いを馳せました。
きっとScottは’Shaka’に「頑張ろう!」の気持ちを込めてくれていたのでしょう。

Scott先生と別れて、ここらで腹ごしらえ。ビュッフェ形式の食事を求めて人混みの中をさまよいます。

パスタをゲット

会場内はどこもかしこも長蛇の列。人だかりのない列を見つけてようやく(リボン形)パスタをゲット。

採択率おおむね7割と言われるISMRM。食事にありつくにも弱肉強食の世界です。

サプライズイベント

そしてClosing partyで一番の盛り上がりを見せるのがサプライズイベント。
かつては膨大な資金で会場内にサーカスを誘致したとの話も。果たして今回は。
ご存知、ハワイNo.1のエンターテイナー、Willie K。。。誰?!

ってことで現地のタクシーの運ちゃんも知らなかったこの人物。歌と音楽で会場を沸かせてくれました。
しかもウクレレで癒しのミュージックかと思いきやまさかのブルース/ロック。確実と思われたフラダンサーは不在。

予想の斜め上を行ってくれたのでした。

京都大学の藤本先生にお目にかかる

素敵な出会いがもう一つ。京都大学の藤本先生にお目にかかりました。

もともとは骨盤領域を専門とした画像診断医ですが、今は画像再構成の研究をしているそうです。(物知らずなNewbieをお許しください)
SIEMENSユーザーで、主に肝臓の高速撮像や自由呼吸下撮像に取り組んでいらっしゃるそうです。
帰国後はぜひ山梨大学にも遊びにいらしてください。

流れ解散 〜 笑

楽しい時間はあっという間。気づくと足早に会場を抜け出す参加者の面々。
待ってください!最後にScott Reederの挨拶ないんですか?!一本締めとかしないんですか?!
これが噂に聞きしアメリカ流の流れ解散。ちょっと浮き足立ってしまいました。

二次会へ

party(一次会)の後は各自思い思いにafter-party(二次会)へ。そこは日本と一緒、安心しました。
山梨大学が誇る期待のundergraduate、森優喜さん。
彼女の高いコミュ力(=コミュニケーション能力)によってウィスコンシン大学のメンバーとご一緒することができました。

当科の本杉もウィスコンシン大学に留学経験があり、山梨とは強い結び付きがあります。
彼らの十八番は’4D flow MRI’。当科でも始動したばかりのこの撮像法はcardiacばかりでなく、
brain、liver、uterusなど、すでに幅広い領域で活用されているとのこと。
話は尽きず、気づけば客もまばらに。再会を約束して帰路に着いたのでした。


以上、Closing partyの体験記をお送りしました。
最後になりますが、MRIのMの字も知らない(でもイニシャルだけはM.M.の)私に投稿の機会を与えてくださった高原先生に感謝の意を表したいと思います。
私もMRI fanの仲間入りができたでしょうか?

この写真は、医学部6年生で参加した森さんと高原先生と一緒のときの写真です!

Mahalo!

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