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カテゴリー:モダリティ
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関節リウマチ2 ~米パッドによる脂肪抑制~
前回、両手を同時にうまく撮像する体位とセッティング方法をご紹介しました。 それでは、どんなシーケンスで撮像するのが良いのでしょうか? この撮像の目的は、早期リウマチにおける手の炎症性変化を見ることです。X線撮影で… -
Inhance 3D Velocityを用いた頭部造影3DT1強調画像
Inhance 3D Velocityとは Inhance 3D Velocityとは、従来の3D-Phase Contrast (3D PC) 撮像シーケンスを改良して、撮像時間の短縮が図られた「非造影MRA」用のア… -
FSE(ファーストスピンエコー)についてー日立編
日立のMRIのFSE(ファーストスピンエコー)について解説します。 FSEは一番使用頻度が高いシーケンス。しっかりと基本から理解していきましょう。パラメータの名称は異なりますが、他メーカーの装置をお使いの方でもFSE(… -
あたまの固定具
2種類の頭部用固定具を紹介します。 膨らますタイプと脱気するタイプ 試用させていただいたのは、送気によってスペーサーを膨らませ、頭部とコイル間を埋めるタイプ(白)と、脱気によって頭部を包み込むように固めることで頭部を… -
温故知新ーシーメンスの古い月刊誌から学ぶ
HIRE(High Intensity Reduction)テクニックってご存知ですか? 今から20年ほど前にシーメンスのアプリケーションからユーザ向けにNew Technique of MRというテクニック雑誌が発刊… -
拡散歪みを逆手にとった簡易DWIBS法
こんなとき、どう対処しますか? 「病変がコイルの感度範囲を超えて進展していた。」「病変が複数箇所に散在しているかもしれない!」このようなケースをたびたび経験します。こんな時、どんな対処を施しますか? コイルチェンジや寝… -
関節リウマチ 両手同時撮像法の2つのコツ
関節リウマチは、両側に生じる疾病のため両手の撮像依頼があります。手の撮像というと挙上して片手ずつ行うイメージがあると思います。両手いっぺんに撮像するのは、なかなか難しいですが我々の施設では両手を同時に行っています。 … -
EOB-DTPA静注後のSTIR 併用low b DWIの有用性
Gd-EOB-DTPA静注後の肝実質 Gd-EOB-DTPAは、御存知の通り、肝細胞特異性造影剤で、転移の検索に用いられます。静注後15分程度経つと、正常肝はかなり造影され(T1値が短くなり)、個人差はありますが脂肪の… -
拡散強調画像でケミカルシフトを目立たなくさせる方法(シーメンス装置編)
拡散強調画像のケミカルシフトアーチファクト 脂肪の信号が空間的にずれて画像化されるアーチファクトをケミカルシフトアーチファクトといいます。特にEPIを使用した拡散強調画像は位相エンコード方向にケミカルシフトが見られ、と… -
MRIクイズ (1) ーTOF-MRAの特性から疾病を推定する
頭部ルーチン検査はどの病院でもたくさんあると思います。ところで皆さん、ルーチン頭部撮影を行っている時に、下図のような画像が出てきたらどうしますか?どのような病態を思い浮かべて、追加撮像をしようと思いますか? まずは異常…