条件付きMRI対応デバイスについて


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第11回Imaging Now in Kanagawa が先月末に横浜でおこなわれました。本ブログでもその案内をしていたのですが、昨年170名の参加だったのが、今年は予想を大幅に上回る280名の参加でした。ご参加いただきました、皆さまに御礼を申し上げます。ありがとうございました。講師の方が豪華でしたので、当然の結果とも言えます。いつもなら、あの講義とあの講義はよかった。あの講義だけはよかった。ということが多いのですが、先日の会はすべての講義がよかったです。そんな会に巡りあう機会はそうはないでしょう。寝る人もいなく、私も少しも眠たいとも思わず、素晴らしい講義でした。講師の先生の講演内容は勿論なんですけど、声とか、時間配分とか、ジェスチャー(体で表現)、スライドの作り方とか、人をひきつける能力とか、本当に参考になることばかりでした。懇親会でも多くの方とお話する機会があり、とても勉強になりました。

MRIの安全性の講演では、日本医科大学附属病院放射線科 土橋俊男先生に

『吸着事故防止と条件付きMRI対応デバイスについて』

ということでお話をしていただきました。なぜ吸着事故がおこったのか?ではアニメーションを使い、とてもわかりやすく解説していただきました。また最近すごい勢いで条件付きMRI対応ペースメーカやICDなどが発売されており、講義の中でも各社(ペースメーカで6社)で少しづつ対応策が違うので、表にまとめておき、印刷してマニュアルの中にいれておくと良いと話されました。またもし必要があれば、送りますのでメールに希望を書いて送ってくださいということでした。

今回は土橋先生のご好意で条件付きMRI対応ペースメーカやICDなどの各社対応表をいただきましたのでファイルを公開させていただきます。下記リンクを押して、ダウンロードください。

条件付きMRI対応ペースメーカ

条件付きMRI対応ICDなど
適応リード

最後に、この講演で恥ずかしながら得た知識なのですが、条件付きMRI対応DBS(脳深部刺激システム)や、冠動脈用のステントの添付文章の中で

高周波(RF)強度
B1+rmsという言葉を知りました。装置メーカにより対応が異なり、数値を確認できる装置もあれば、できない装置もある。その場合はSARで管理をする(DBS:頭部、全身ともに0.1W/kg以下(数枚しかとれない?)また装置によってはB1とSARの上限値を入力できる装置もあるようです。

この情報は、講演で初めて知ったので、大変勉強になりました。皆さんもマークしておいてください。

横浜栄共済病院 放射線科
高橋光幸

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