第5回胎児MRI学術集会のお知らせについて

第5回胎児MRI研究会学術集会会長 昭和大学横浜市北部病院産婦人科 准教授 市塚清健先生 挨拶

今回節目となる第5回胎児MRI研究会学術集会を担当させて頂く運びとなりました。胎児診断のメインが超音波であることは論を俟たないところです。

しかしながら超音波にも限界があり、その限界部分にMRI検査を行い相補するいわゆる“Ultrasound meets MRI”によって診断される疾患は少なくなく、最近ではMRIの胎児診断への有用性に関するエビデンスも多数報告されるに至っております。もちろん診断に寄与するMRIの胎児撮像は一般のMRI撮像と異なり胎児MRIに熟練した放射線技師の活躍が欠かせません。

このように専門知識および専門技術を要するにもかかわらず一方で、本邦では未だ胎児診断に対するMRIの保険収載は叶っておらず正当な対価が得られていない現状であります。

第5回胎児MRI学術集会の内容について

これまで本学術集会では心臓、胎盤、脳、胸部、腹部をテーマに取り上げてきました。今回は再び「脳」にフォーカスを当てたいと思います。胎児期から新生児期の時間軸を意識した最新のMRI診断についてシンポジウム1で取り上げたいと思います。

本シンポジウムの胎児MRIについては胎児脳超音波診断の第一人者である夫律子先生に最新の知見を含め講演して頂く予定です、夫先生から胎児MRI中心のお話を聞けるのは私自身大変楽しみであります。シンポジウム2では緻密な胎児診断に耐えうる高品質な胎児MRI撮像のコツを経験豊富な施設の放射線診断部の技師の方々に披露して頂く予定です。

胎児MRIでは最もエビデンスが整っている胎児脳について、これまでのエビデンスに加え本学術集会での内容が保険収載に向けての糧になればと思っております。特別講演では本研究会の顧問であり産科診療へのMRI導入に奮闘されておられた川鰭市郎先生に最新のMRI診断の礎となった当時の苦労話などについてお話頂く予定であります。(Hpより文章を転載)

詳細は下記のURLにアクセスしてみてください。
http://fmri5.kenkyuukai.jp/special/?id=28387

* 当研究会は磁気共鳴専門技術者認定更新(1単位)が適応 されます。当日は個人表を忘れずにご持参ください。ただし本会場の東京慈恵会医科大学会場のみの参加者とさせていただきます。

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北川 久

北川 久東京慈恵会医科大学附属柏病院 放射線部

投稿者プロフィール

MRIの奥の深さにいつも悩まされています。
おそらくゴールの見えないMRIをこれからも追い続けるでしょう。

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