MRI対応植込型不整脈治療デバイス患者のMRI検査実施条件が改定されました

今回の改定は、2012.8に策定された施設基準と実施条件および2014.1に改定された施設基準を“MRI実施条件”としてひとつにまとめ、整理した形となっています。大きな変更点はありませんが、その中でも強調および変更されたポイントは、次の3つです。

  • 関係する循環器医師、放射線科医師、放射線科技師(臨床検査技師)、臨床工学士(臨床検査技師または看護師)が所定の研修を修了していること
  • 循環器医師以外の医師が依頼をするときは施設規定の研修を受けること
  • MRI検査直前の最終確認循環器医師または臨床工学士あるいは臨床検査技師が行うこと

*所定の研修!

各製品の製造販売会社が運用するサイトでのWebトレーニングが必須です。関係する全職種の方が対象となっていて、受講後、申請することで認定施設としてWeb登録されます。

*依頼医も安全研修!

改定前はMRI検査の依頼を行えるのは循環器医師だけでしたが、各科の医師も所定の研修を受けることで依頼ができるようになりました。

*MRI検査前最終確認

循環器医以外に臨床工学士または臨床検査技師が行えるようになりました。
また脚注の、チェックリストに記載するものとして、デバイス機種の違いによる撮像条件の違いおよびそれに関する注意事項の項目を明記するようになっています。

MRI従事者が数人いるけど、研修は誰が受けるの?

当施設ではMRI従事者が4人いますが、研修は誰が受けるべきなのか、そんな話が浮上したことがあります。検査の実施については、MR専門技術者または暫定的に準ずる者が、MRI検査の諸条件が設定内であるか確認すること、となっているので、責任者が受ければよいと理解されている施設も多いと思います。しかし、学会からは“MRI従事者は全員が研修を受けてほしい”との要望があり、今回の実施条件の改定に至っています。

安全に検査を行うために、いまいちど各施設で見直してみてください!

図1    PDFはこちら  →  2014.11実施

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