homogeneity of static magnetic field (せいじばきんいつせい:homogeneity of static magnetic field)

静磁場強度の空間的な均一の程度。一般には、一定容積内(直径20cm球体など)の静磁場強度の最大値と最小値の差、もしくは標準偏差値を基準磁場強度で割ってppm単位で表す(ppm on 20cm DSV:半径20cmの球体内)。均一度が低いと共鳴周波数に幅ができ、分解能が低下したり、画像に歪みを生じる原因となる。特に、GRE法の場合は撮像領域内の広い範囲にわたって高い均一性が求められる。主マグネットのタイプ別に静磁場均一性をみると、超電導磁石が最も優れており数ppm以下、永久磁石と常電導磁石は数10ppm程度である。

(石森文郎)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

※以下ドメインメールアドレスはプロバイダのフィルタが厳しく、到達率が低下しております。
確実なメール受信の為に、GmailもしくはYahooアドレスでの登録を推奨しております。

@icloud.com @me.com @mac.com @hotmail.com

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. また痛ましい事故が起きてしまいました 『MRIの作動で発生した強い磁力によって、横に置かれていた酸…
  2. MR学会のシンポジウムで発表された誤りについて 先日のMR学会のシンポジウムで、SPAIRと…
  3.  皆さんこんにちは。MRIfan.netの編集委員を務めております市立角館総合病院の千葉と申します…
  4. はじめに 大分大学医学部附属病院の岩尾佳幸です。自由呼吸、非同期、非造影にて血管の撮像を行う…
  5. はじめに 岡山済生会総合病院の吉村祐樹です。2017年2月10日掲載の『DWIにおけるSSG…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る