静磁場 （せいじば:static magnetic field:Bo）
強度や方向が時間的に変化しない磁場のこと。ＭＲ装置においては、主磁石がこの静磁場を作り出している。磁気共鳴現象の対象原子核に対して人為的に与えられる外部磁場なので、外部磁場とよばれることもある。ＭＲＩ装置の静磁場は永久磁石型で0.1～0.3Ｔ、超電導磁石型で0.5～1.5Ｔ程度である。一般的に静磁場強度が高いほどＭＲ信号は強くなる。(石森文朗)
関連記事
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
おすすめ記事
-
2024/7/19
★脊椎・脊髄検査でみられるアーチファクト＜新企画＞「撮像のワンポイントアドバイス」 ★～★★★までの難易度を設定し、MRIにおける基… -
2024/9/20
AIRS MEDICAL社のSwiftMRの検証② 東名古屋画像診断クリニックMRIfan.netの読者の皆さまはじめまして、東名古屋画像診断クリニックの山室 修と申します。当… -
2023/10/23
REACTを応用した新しい非造影MRAの手法「PSIR-REACT」はじめに 皆様こんにちは。MRIfan.netの新編集委員、唐津赤十字病院の立川圭彦です。 … -
2023/9/22
非造影下肢MRAの撮像におけるFBI法に関するコツはじめまして。 MRIfan.netの新編集委員、北九州市立医療センターの長島と申します。 今回は… -
2024/8/23
★★SSFSEのブラーリングについて<新企画>「撮像のワンポイントアドバイス」 ★〜★★★までの難易度を設定し、MR…
この記事へのコメントはありません。