Gd-DTPA (Gd-DTPA:gadolinium diethylenetriamine pentaacetic acid)

Gd-DTPA (Gd-DTPA:gadolinium diethylenetriamine pentaacetic acid

ガドリニウム(Gd)とジエチレントリアミン5酢酸(DTPA)のキレート化合物で、生体内での安定性が高い。尿路血管用ヨード造影剤と同様に、静注後速やかに細胞外に分布し、腎から排泄される。常磁性体イオンであるGd3+の緩和時間短縮作用によって、T1およびT2が短縮するが、臨床使用ではT1短縮効果を利用している。高濃度ではT2短縮効果が強く現れ、造影剤が濃縮される尿路系ではしばしばその現象がみられる。(石森文朗)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

※以下ドメインメールアドレスはプロバイダのフィルタが厳しく、到達率が低下しております。
確実なメール受信の為に、GmailもしくはYahooアドレスでの登録を推奨しております。

@icloud.com @me.com @mac.com @hotmail.com

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. はじめに MRIfan.net新編集委員となりました岡山済生会総合病院の吉村祐樹です。上腹部…
  2. <新企画>「撮像のワンポイントアドバイス」 ★〜★★★までの難易度を設定し、M…
  3. MRI fan.net編集委員の島根大学医学部附属病院 塚野優と申します。今回は、2 point …
  4. DWIBSの撮像プロトコールについて、どこにあるかわかりにくいので、このページにまとめてリンクを記載…
  5. はじめまして。MRIfan.net新編集委員の昭和大学藤が丘病院の秋葉 泰紀と申します。今回は、骨…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る