SENSE (SENSE:Sensitivity Encoding)

複数の受信コイル(フェイズドアレイコイル)を用いた高速撮影法。リファレンススキャンで得られた感度分布マッピングを用いて、間引いた位相エンコーディングステップ数で生じる折り返しアーチファクトを補償する。パルスシーケンスの変更が不要なため、あらゆるシーケンスへの応用が可能で、特に心臓や大血管、胸腹部対象の高速撮影をさらに短時間とする目的の他、表面コイル特有の信号不均一性の補償やETL減少、TR延長による画質改善、SARの低下というメリットもある。撮影時間の短縮率は「1/コイルの素子数」となるが、SNRもコイル数に応じて減少する。(Philips) (石森文朗)

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