tagging (タギング:tagging)

空間的な位置に従ってRFパルスなどを用いて磁気的に信号付けを行ったあと、画像化を行い、流れや動きの様子を観測する方法。RFパルスを用いてスピンを飽和させ、線状の位置標識を行うサチュレーションタッギングや、縞状や格子状のパターンを作り出すSPAMMなどがある。CSF・血液や心壁の動きなどが画像化されている。これらは位置の標識を行うものであるが、化学物質に電子スピンを持った有機ラジカルを結合させて、電子スピン共鳴によるトレーサーとして用いる技術もあり、磁気標識法(spin labeling)とよばれる。
(石森文朗)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

※以下ドメインメールアドレスはプロバイダのフィルタが厳しく、到達率が低下しております。
確実なメール受信の為に、GmailもしくはYahooアドレスでの登録を推奨しております。

@icloud.com @me.com @mac.com @hotmail.com

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. 大雄会第一病院の伊藤祐介です。今回の記事はT1強調画像の撮像法についてあらためて考えてみたいと思い…
  2. (追加・修正)Philipsのスライス厚(Package 1のとき)を修正しました。また、IR pu…
  3.  皆さんこんにちは。MRIfan.netの編集委員を務めております市立角館総合病院の千葉と申します…
  4. はじめに みなさま、はじめまして。東筑病院 野中 康行 と申します。 東筑病院は福岡県北九州市に…
  5. MR学会のシンポジウムで発表された誤りについて 先日のMR学会のシンポジウムで、SPAIRと…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る