tagging (タギング:tagging)

空間的な位置に従ってRFパルスなどを用いて磁気的に信号付けを行ったあと、画像化を行い、流れや動きの様子を観測する方法。RFパルスを用いてスピンを飽和させ、線状の位置標識を行うサチュレーションタッギングや、縞状や格子状のパターンを作り出すSPAMMなどがある。CSF・血液や心壁の動きなどが画像化されている。これらは位置の標識を行うものであるが、化学物質に電子スピンを持った有機ラジカルを結合させて、電子スピン共鳴によるトレーサーとして用いる技術もあり、磁気標識法(spin labeling)とよばれる。
(石森文朗)

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