STE (STE:stimulated echo)

励起エコー。90°-TE/2-90°-TM-90°-TE/2-echoのタイミングで発生するエコー信号。2番目と3番目の90°パルスの間(TM)ではT2緩和でなくT1緩和が進行する。スピンエコー法の90°-180°-echoに比べて信号強度は半分になる。SSFP現象でRFパルスの直前に観測される信号はこのエコーによる寄与が大きい。一般的にプロトンスペクトロスコピーでの測定領域の局在化に用いられている。(石森文朗)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

※以下ドメインメールアドレスはプロバイダのフィルタが厳しく、到達率が低下しております。
確実なメール受信の為に、GmailもしくはYahooアドレスでの登録を推奨しております。

@icloud.com @me.com @mac.com @hotmail.com

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. MRI検査で頭部領域の基準線をどのように決めていますか? MRI検査で最も多いであろう頭部領域の撮…
  2. 上腹部の脂肪抑制がうまくいかない! 上腹部の脂肪抑制T2WIを撮像する際、CHESS,SPI…
  3. 第18回研究会のテーマは『臨床・技術応用最前線』 皆さま、新年あけましておめでとうございます…
  4. 皆様はじめまして。三重県立総合医療センターの寺林諒です。Gyro Cup 2024で発表したPat…
  5. 兵庫県立がんセンターの重永です。今回は私が考案した圧倒的な時短を実現したシリコンイメージングについ…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る