SR (飽和回復法:saturation recovery )
T1強調画像収集のシーケンス。90゜パルスを連続的に印加、もしくは最初の90゜パルスにより縦磁化をなくし、次に強い位相のずれを起こさせ横磁化をなくす。しかし回復してきた縦磁化(Mz’)がZ’軸を向いたままではNMR信号を得ることができないため、第2の90゜パルスを印加し、縦磁化をY’軸方向に倒したのちFID信号もしくはスピンエコーを得る。原理的にSE法と大差なく、現在は(MRI分野では)ほとんど利用されないシーケンス。(Hitachi) (石森文朗)
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