correlation (そうかん: correlation)

2つの独立した事象が起こる確率がどのように関係しあってるのかを示す概念。2つのスピンがあったとき、ひとつのスピンが反転したことによって他方のスピ ンがすぐ影響されるとすれば、2つのスピンの相関が強いという。また、ひとつのスピンの状態がたとえば上向きであったとき、時間的に後の状態が元の状態と強く関係している(影響が強く残っている)ときにも、2つの状態は相関が強いという(時間相関または自己相関)。磁気緩和はスピンの状態がどのように継続 し、伝わっていくのかの速さを示すものであり、この相関を用いて説明される。(石森文朗)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. インナービジョン編集部(三橋 信宏(みつはし のぶひろ)編集長)様のご厚意で、2001年のインナービ…
  2. DWIBSの撮像プロトコールについて、どこにあるかわかりにくいので、このページにまとめてリンクを記載…
  3. はじめに 香川大学医学部附属病院の小畠さんからバトンを受け取りました.。 といいつつも, 実は小…
  4. (追加・修正)Philipsのスライス厚(Package 1のとき)を修正しました。また、IR pu…
  5. また痛ましい事故が起きてしまいました 『MRIの作動で発生した強い磁力によって、横に置かれていた酸…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る