永久磁石 (えいきゅうじしゃく:permanent magnet)

残留磁気と保持力の大きな磁性材料。着磁されるとほぼ永久的に磁束を発生する。MR装置の主マグネットとしては、フェライトやNb-Fe-Bなどを材料とした永久磁石が使用される。特徴としては、洩れ磁場が少ないので設置面積を小さくできる、磁場維持のための電力・冷却が不要(維持費が安い)、磁場強度に技術的な限界がある(現状では0.4T)、磁場の均一性・安定性の点で超電導磁石にやや劣る。

→えいきゅうじしゃく

(石森文郎)

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