truncation artifact (トランケーションアーチファクト:truncation artifact)

フーリエ変換は数式上、無限領域の積分を含むが、実際のデータは有限の点で表現しなければならないためデータ打ち切り(truncation)による誤差が生ずる。画像の中で高信号と低信号の領域が隣接しているとき、有限のマトリックス数(たとえば256)のフーリエ変換ではこの段差を表現できないため、リング状の縞模様が観測されることがある(Gibbs artifact)。サンプリングレート(あるいはマトリックスサイズ)によって縞の周期が変わるのが特徴であり、k-spaceフィルターなどによって低減させることが可能である。また、スライス励起をするためのRFパルスは、矩形の周波数特性を持たなければならないが、有限の時間内でRFパルスを発生させるためにデータ打ち切りを行うため、スライスプロファイルが劣化する原因となる。
(石森文朗)

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