RADっていいとも 素敵な仲間とのペンリレー(20) 荒井信行

題名「童心をお手本に」

荒井信行

刈谷豊田総合病院の大久保裕矢さんからバトンを受け取りました、名古屋市立大学病院 荒井信行と申します。私のようなものが差し出がましいですが、自己啓発の意味でも筆を執らせていただきたいと思います。

名古屋市立大学病院のMRIは2つのエリアに分かれており、中央診療棟の地下にPhilips社製Ingenia 3T、Intera 1。5TとHITACHI社製TRILLIUM OVAL 3T、3年前に増設された東棟にSIEMENS社製Skyra 3T、Avanto 1.5Tの計5台で運用しています。各装置で共通した検査枠の設定ではありませんが、合計で1日あたり約70件のMRI検査を行っています。繁忙な業務の中でもシーケンスの検討や実験、研究、論文抄読会など積極的に取り組む志高い同僚に囲まれ、日頃から私自身も良い刺激をもらっています。

苦手分野にハマる

私とMRIの関わりについては、学生時代まで話が遡りますが、病院臨床実習でMRI部門をまわった際、実習先の技師の方が毎日時間外にMRIの講義をしてくれたのがMRIに興味を持てたきっかけです。それまで授業の科目であった「磁気共鳴学」もまったく理解不能、単位もかろうじて取れた程度でしたが、私ども学生のために業務終了後にもかかわらず時間を割いて懇切に講義をしていただいたことに感化されました。それに応えようと毎日の実習から帰宅後、図書館で夜な夜なMRIの復習を始めました。そのうちに苦手分野であったのがいつの間にか興味が湧き始め、その後の卒業研究も迷わずMRIを専攻しました。さらに同級生が就職を決めていく中で焦りがありながらももう少し踏み込んでMRIを勉強したいという気持ちが芽生え、大学院に進学しました。現在は博士前期課程まで修了し、いずれ博士後期課程に進むことも見据えて日々新しいことを模索しています。

御法度な実験

ここは、面白いので、別ページで書きますね (^^)

現在の環境

当院のMRI装置はいつの間にかマルチメーカーとなり、その遷移期にMRI班員であったことはとても運が良かったですし、その都度非常に多くの勉強をさせていただいています。また学会や勉強会等でも全国規模で様々な先生方と情報交換をさせていただき、横のつながりが持てていることも本当に有難いことです。

昨年から東海地区の有志が月に1回集まる「マンスリーセミナー」を始めました。

マンスリーセミナー

MRIに関する話題を持ち寄り、講演形式ではなく少人数で気兼ねなくディスカッションをしています。初学者の方も大歓迎で、日頃疑問に思っていることや研究会のような大きな場では聞き難いちょっとしたことでもフリートーク形式で勉強できますので、興味がありましたらお声掛けいただけたらと思います。平日の業務終了後19時から21時くらいで集まっており、遠方の方も平日夜に名古屋周辺にいらっしゃるときは開催日を充てることも可能かと思いますので、その時は是非ご参加いただき一緒にディスカッションしましょう!

好奇心を持ち続けること

特別な趣味は持ち合わせていないのですが、水泳は昔からやっています。当直明けや週休日に頭の中をリセットしたい時は、1時間半くらいかけてゆっくり2000m程度泳ぎます。また、同僚たちとテニスも始め、初心者ながらに楽しんでやっています。英会話カフェも週1回でやっており、なかなか上達しないのですが、ネイティブとコミュニケーションを取ったり異文化を知ることは本当に楽しいです。

職場では一技師ですが、家に帰ると二児の父です。子供たちと遊んでいると本当に色々な発見があって面白いです。子どもは何に対しても全力です。色々な物を手当たり次第触りまくり、興味のあるものや新しいものを発見すると一目散、よく追いかけ回しています。しかし裏を返せばこれはただただ好奇心から来ている行動です。このひたむきな好奇心のかたまり達と一緒にいると、このがむしゃらな姿勢で仕事や研究に打ち込もうと思わせてくれます。童心はいつまでも忘れずにいたいものです。

次の方は

福井大学医学部附属病院の金本雅行さんにバトンをお渡しします。金本さんは趣味をMRIとおっしゃるほどの熱意をお持ちの方です。経験豊富が故の面白エピソードもたくさん持ち合わせていらっしゃいます。金本さんよろしくお願いいたします。

RAD2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. 第52回日本医学放射線学会・秋季臨床大会(中島康雄大会長)の、ザイオソフトイブニングセミナーにおいて…
  2. DWIBSの撮像プロトコールについて、どこにあるかわかりにくいので、このページにまとめてリンクを記載…
  3. 日本人は入浴、とくに温泉が大好きです!外国人には頻繁に入浴するという習慣はないそうですが、・・・(続…
  4. DWIBSの撮像断面は、横断像ですか?冠状断ですか? DWIBS検査を行っている技師のみなさん、D…
  5. はじめに GEユーザーの皆さん、DWIBS撮影を始めてみませんか?DWIBSは、PET-CTにも代…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2018-4-9

    Web議論の場 〜 ecasebookの運用について

    副編集長の高橋でです。 新年度を向かえ、またJRCの総会も近づいてきて皆さん張り切っていらっしゃる…
  2. 2016-3-15

    安全管理ーMRI編ー 事故を起こさないために

    【これはMRI創意工夫懇話会(2017年2月17日)に行われたミニレクチャーの一部をMRIfan.n…
  3. 2017-10-19

    検像運用について

     はじめに まだフィルム運用のころ,一般撮影のみならず、放射線検査においては撮影条件を駆使してよい…
ページ上部へ戻る