T2 star (T2スター:T2 star)

GREの場合の見かけ上のT2(FID信号の減衰を表す磁気緩和定数)。スペクトルの吸収線の幅はT2*に反比例する。T2*は原子核位置での磁場の不均一性に依存する。物質を構成している周囲の原子または電子が作る不均一磁場によって決まる本質的な要素と、測定装置、特に外部磁場(磁石)の不均一性など測定条件に依存する要素がある。スピンエコー法の場合は、180°パルスを用いることによって、時間的に変化しない磁場不均一性に起因する信号減衰を回復することができ、TEに依存する減衰は定数T2で示される。
(石森文朗)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

※以下ドメインメールアドレスはプロバイダのフィルタが厳しく、到達率が低下しております。
確実なメール受信の為に、GmailもしくはYahooアドレスでの登録を推奨しております。

@icloud.com @me.com @mac.com @hotmail.com

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. <新企画>「撮像のワンポイントアドバイス」 各地から新編集委員が集いMRIfan…
  2. 上腹部の脂肪抑制がうまくいかない! 上腹部の脂肪抑制T2WIを撮像する際、CHESS,SPI…
  3. はじめに 皆さんこんにちは。今回は椎骨動脈解離疑いの検査では欠かすことのできないBPAS(B…
  4. DWIBSの撮像プロトコールについて、どこにあるかわかりにくいので、このページにまとめてリンクを記載…
  5. 研究用DWIBS定量化ソフト BD-Score 今回の内容は、研究用DWIBS定量化ソフトで…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る