phase shift (いそうシフト:phase shift)

phase shift (いそうシフト:phase shift)

核スピンの位置情報を得るためには、スライス選択勾配磁場や読み出し勾配磁場が印加される。そのために静止系の核スピンの場合はその位置に応じて位相がずれてくる。さらに、この勾配磁場が印加されている際に、血流や脳脊髄液のように核スピンが移動すると、その位置での勾配磁場の強度に応じて核スピンの角速度は変化していき、位相はますますずれることとなる。これが位相シフトである。そのシフト量は勾配磁場の強度とその印加時間、核スピンの位置、速度、加速度さらに高次の成分などの関数として求められる。(石森文朗)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

※以下ドメインメールアドレスはプロバイダのフィルタが厳しく、到達率が低下しております。
確実なメール受信の為に、GmailもしくはYahooアドレスでの登録を推奨しております。

@icloud.com @me.com @mac.com @hotmail.com

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1.  皆さんこんにちは。MRIfan.netの編集委員を務めております市立角館総合病院の千葉と申します…
  2. はじめに 大分大学医学部附属病院の岩尾佳幸です。自由呼吸、非同期、非造影にて血管の撮像を行う…
  3. DWIBSの撮像プロトコールについて、どこにあるかわかりにくいので、このページにまとめてリンクを記載…
  4. はじめに はじめまして。茨城県筑西市の協和中央病院に在籍しております、針貝昇平と申します。今…
  5. <新企画>「撮像のワンポイントアドバイス」 ★~★★★までの難易度を設定し、MRIにおける基…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る