RSNA2016 その1 はじまり〜 HOVR ポータブル生体モニタ GE予告編

今年もRSNA Reportを始めたいと思います!
オープニングは高校生の間で流行っているアプリ「SNOW」で自撮りをしてみました。ちょっとアップしすぎたかも笑

HOVR(ホーバー)@ Active Idea (North Bホール7872)

まずジャブとしてご紹介するのが、このHOVR(ホーバー)。Northビルディング(Bホール)の右側最遠にあるブース(7876, Active Idea社、テラリコンの右隣)で体験できます(日本では近日発売予定)。

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↑はスタンド付きのものですが、こんな風に、↓デスクから吊り下げるものもあります。

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座っているだけで、17〜20%のカロリー消費を増加

このHOVRは、座っているときにペダルの上に足を載せると、自然に足が動くことを利用した健康デバイスです。知る人ぞ知る最高権威のひとつMayo Clinic(メイヨー・クリニック)とイリノイ大学シカゴ校で医学研究を行い、「座っているだけの時に対して17〜20%カロリー消費を増加させる」ことが証明されました。最近はスタンディングデスク(立って仕事をするための机)が流行っていますが、立っているときに比べてもなお、消費カロリーが多いのだそうです。米国のクラウドファンディングで成功を収めました。

このHOVRは、「NEAT」という原理を元にしています。NEAT*は「非運動性熱産生」と訳されますが、要するに「勝手に足が動くので(意識せずに)熱産生がなされて痩せる」効果があるというものです。このコンセプトを聞いたときに衝撃を受けました。これまでのすべてのダイエット製品は「自ら努力する」ことによってダイエットを達成しようとするものですが、これは「無意識」なのです。革命的!

*NEAT; Non-Excersize Action Thermogenesis

写真で座っている先生はウィスコンシンから来られた放射線科医ですが、座り仕事が多いので、興味津々のようでした。このブースでは現在いくつかは購入できるようです。日本未発売なので買っていってもいいかもしれませんね。

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運動負荷もできる「HOVR+」

HOVRは、無意識に楽してエネルギー消費が出来る点が有用ですが、そのほかに、運動負荷にも使えるようです。スマホで心拍数をモニタできるので、カロリー消費量(運動負荷量)をコントロールすることもできそう(画像クリックで動画再生=限定公開設定なので、別ページで再生されます)。高度肥満の人は、膝に障害がある場合も多く、運動したくても出来ずに、最終的にロコモティブ症候群になる懸念が高いので、このように、膝にかかる荷重がない状態での運動ができることは価値があります。

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そのほかHOVRでは、運動を行っているときに意識レベルに悪影響を与えないことが脳波測定で確認されています。つまり知的労働を続けながらエネルギー消費もできるということですね。またADHD(注意欠陥・多動性障害)の患児の学習にも効果があることも証明されたそうです。

MRI用ポータブル生体モニタ

今日は、杏林システマックの大林さんとすれ違い、ブーズを是非見てといわれたので、お邪魔してみました。少し前にご紹介したように、IRADIMED(イラディメド)という会社の製品を日本で売っているのですが、今回のは、手で容易に運べて、かつワイヤレス通信ができる生体モニタだそう。

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「ワイヤレス??」・・・って思いますよね。だってMR操作室とMRIの置いてある部屋の間には、メッシュが貼ってあって静電遮蔽していますからね。でも、2.4GHzなどの高周波だとこのメッシュを透過するんだそうです。このため、左のモニタはMRI装置のところまで持っていけるとのこと(もちろん非磁性)。

クローズアップはこちら。心電図・SpO2・血圧(非観血)・温度・麻酔ガスなどの複合モニタです。内容的にはすごいですね。

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このように、ベットに付けてきて、そのままMRIに持っていけるとのことでした。

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次はGEのMRI

その2はGEのMRIです。

  • まるでブランケットのような軽量・フレキシブルな次世代コイル(これはすごい!)
  • 750w上位後継機種(Architect/ アーキテクト)
  • Freemium(ヘリウムが従来の1/100で済むMRI)
  • SIGNA Premier (総力を上げた研究用最高スペックMRI)
  • DV26で可能となるアプリケーション

などについて、12時間以内にアップしますね。

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tarorin

tarorin東海大学工学部 医用生体工学科 教授

投稿者プロフィール

MRIの撮像・フィルム焼き・患者導入に従事していた経験を活かし、企・技・医の中間の立ち位置を大切にしています。モットーは研究結果を中立的に判断すること、皆で研究成果を愉しむことです。

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