functional image (のうきのうがぞう:functional image)

外部からの刺激やタスクによって脳の特定部位が賦活される様子を画像化しようとする試み。脳の賦活領域において、血液中の酸素濃度の変化が局所磁場の乱れを生じ、信号強度の大きさの違いに反映されることからBOLD(blood oxygenation level dependent)コントラスト法ともよばれる。これは脳の賦活による血液量の増加と脱酸素(デオキシ化)とのアンバランスによって起こると説明されている。脳血流量の増加による血管の信号の増強との明確な区別を行い、賦活領域を特定することが課題となっている。

functional MRI

(石森 文郎)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

MRIfan.netからのメルマガを受け取る!

※以下ドメインメールアドレスはプロバイダのフィルタが厳しく、到達率が低下しております。
確実なメール受信の為に、GmailもしくはYahooアドレスでの登録を推奨しております。

@icloud.com @me.com @mac.com @hotmail.com

*メールアドレス
*お名前(姓)
*種別

おすすめ記事

  1. はじめに 皆様こんにちは。MRIfan.netの新編集委員、唐津赤十字病院の立川圭彦です。 …
  2. はじめに 岡山大学病院の松下です。2024年1月、当院に1台のMRI装置が導入されました。静…
  3. MRI fan.netでは、これまで多くのITEM取材レポートを掲載してきました。記事の数が多いた…
  4. <新企画>「撮像のワンポイントアドバイス」 ★~★★★までの難易度を設定し、MRIにおける基…
  5. MRI装置は各メーカーごと独自の手法により様々な画像を描出することができますね。 非造影が得意な装…

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

Facebookもチェック!

話題をチェック!

  1. 2019-1-12

    ペースメーカ本体(ジェネレーター)の型番だけで、MRIの安全性を判断しないでください!!

    心臓ペースメーカの構造って? 一口に心臓ペースメーカといっても、下図に示すようにペースメーカ本体(…

年別アーカイブ

ページ上部へ戻る