k-space (k空間, k-Space:k-space)

実空間の画像データのフーリエ変換である空間をk空間とよぶ。すなわちk空間と実空間は互いにフーリエ変換の関係にある。実空間の座標軸は位置座標(x,y)であり、k空間(kx,ky)での軸は空間周波数である。MRIでは、信号読みとりの間に傾斜磁場を印加し位置のエンコードを行い、時間軸をk軸に対応させており、ローデータ(raw data:画像生データ)の集合がk空間を構成する。k空間の低周波部分(中央部)は信号強度あるいは画像コントラストを決定し、外側の高周波成分は画像の分解能を決めている。(石森文朗)

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